倒産する会社の前兆現象「こうなったら逃げる準備を!」

サラリーマンの生態
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会社

会社は利益をあげて、税金を納め、初めて存在価値を認められます。

赤字続きで資金が底をつき、金融機関からも金を借りられないような状況になると、倒産の道へまっしぐらです。

 

現在、絶好調の会社でも、あと数年後にはどうなっているか分かりません。

「この春から銀行に勤めています」と親やその上の世代に言うと、大抵の場合「良かった、一生安泰だね」という答えが返ってきます。

しかし、メガバンクを含め多くの銀行が減収傾向にあり、中には赤字というところもあります。

地方銀行は合併が進んでいますのでそれに伴うリストラも多くなるでしょう。

「安泰」なんていう言葉はどこにもありません。

 

これはどの業種にも言えます。

公務員であっても例外ではありません。

社会から取り残されないように努力が必要なのです。

 



 

風通しの悪い組織

風通しの悪い組織ほど質の悪いものはありません。

会社は組織として目標達成の為に動きます。

ですから、社員間、組織間で意思疎通が取れていないと、思ったような成果が出せません。

 

一時期、組織の風通しを良くしようと「さん付け運動」というものが流行りました。

さん付け運動の利点と弊害 「傾きつつある企業で流行する危険性」
一時期大企業で流行った「さん付け運動」。 しかしこの運動にはあまり効果がないと考えます。 起業の風通しはトップの考え方のほうが影響が大きいと思います。 ただ、仕事以外ではこの「さん付け運動」を推奨します。 「さん」という呼び方はとても便利だと実感しているからです。

これは賛否両論あると思いますが、個人的には風通しを良くする以上に弊害の方が大きいと感じています。

実際、自身の勤めていた会社では「さん付け運動」をすることにより、組織が崩れていくのを感じました。 

ただ、「さん付け運動」を導入して成果を出している会社もあります。

こう書くと「さん付け運動」=組織の風通しが良くなって業績が向上するんだと考えてしまうかもしれませんが、それは安易だと思います。

 

元々、能力のある会社がこういった小細工に頼らずに結果を残せただけの話です。

たまたま、そこに「さん付け運動」がくっついていただけなのです。

 

 

都合の悪いところを隠したがる経営陣

結局のところ「さん付け運動」をやっても、社長含め経営陣の考え方が変わらなければ会社は変わりません。

 

日産のお家騒動をディーラーで働く末端の社員はどの程度把握していたでしょうか?

東芝にしても、シャープにしてもそうです。

企業としての体裁を保てなくなって、どうにもならなくなって初めて明るみになる事が多いです。

 

損をするのは末端の社員。

都合の悪いところを経営陣が隠している限りこの流れは永遠に変わりません。

 

 

会社が本当にヤバくなる前兆

会社に致命的な問題が起きそうなとき、または起こってしまった時に、社長を含め経営陣がとる行動・・・それは「早朝に会議をする」です。

まだ一般社員が出勤してくる前の早朝に、社長が経営陣を集めて問題終息のための話し合いをするのです。

 

大抵の場合、そこで決められるのは良い事ではありません。

リストラ、撤退、営業所閉鎖・・・。

 

それらは解決策でなく、終息策です。

どうやったら解決できるかではなく、どうやったら上手く終息させられるかということです。

基本的に、方向性は内向きで下向きです。

それらを現在の現場を知らない経営陣だけで秘密裏に決めてしまおうというものですから質が悪いです。

 

普段、朝早く出社しないような直属上司やその上、普段来ないような上役、知らない部所の人が朝一に居たら要注意です。

会社がヤバくなることの前兆現象かもしれません。

そうでないことを願いつつも、沈む泥船に残されないように対策をしておく方が良いでしょう。

 



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