【公道を走るデコトラ】を動画で撮影してはいけない根本的な理由 「自分で自分の首を絞める人たちの無責任な行動とは?」

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現在はスマホ等で簡単に動画が撮影出来て、簡単にネット(SNS)に投稿できる時代。

 

しかし、撮影や投稿は安易に行うべきではないと考えます。

それは撮影や投稿によって、誰かが迷惑を被る可能性があるからです。

 

「知らなかった」とか「ウケると思ったから」では済まされないのは、昨今の炎上騒ぎでよく分かっているでしょう。

他人事ではないのです。

 

 

そんな環境ですので「公道を走るデコトラを安易に動作で撮影しない」が正解だと考えます。

その理由について解説します。

 

【百害あって一利なし】デコトライベントにおける「垂れ流し系 動画配信者」とは?・・・その特徴と対策
2021年、2022年の2年間で会場拒否となったイベント会場は3カ所ありました。 原因を調べるとどこかの時点で「垂れ流し系 動画配信者」に当たります。 また安曇野急行秋のトラック祭りが2024年で最後になったのも動画配信者が原因です。 この人たちは何が問題だったのか? 問題点と解決策を探ります。

 

 

 

動画撮影が容易になったのは・・・

現在は、誰でも簡単に動画撮影ができる時代です。

昔のように専門的なビデオカメラが必要というわけではありません。

 

撮影機器もビデオカメラだけでなくデジタルカメラタブレットスマートフォン等沢山の種類があります。

中でもスマートフォンの普及率には目を見張るものがあります。

 

 

総務省のデータによると、スマートフォンの普及率は2021年現在92.8%となっています。

殆どの人がスマートフォンを持っているといっていいでしょう。

 

ですから、誰もが簡単に動画を撮影できる環境が整っているのです。

 




 

 

 

デコトラって違法なの?

ほとんどの方がご存じだと思いますが、車はちょっと手を加えるだけで違法状態となりがちです。

 

もちろん、これはデコトラにも当てはまります。

明らかに違法なものから、「正直どこが違法?」といった、ぱっと見分からないようなものもあるでしょう。

このあたりは専門的な知識が必要となってきます。

 

現状、走っていて不正改造で止められるのは、飾っている人のごく一部でしょう。

「運が悪かった」という程度の確率です。

 

危険な運転をしていれば即通報となりますが、不正改造の取り締まりでもしていない限り滅多なことはないというのが現実かもしれません。

 

 

 

 

動画と静止画の違い

動画派、写真派、両刀使い、色々いると思いますが動画と静止画の違いって分かりますか?

 

 

はい、まさにその通りです。

 

動画は動いているうえに音まで入るんですね。

ということは、騒音問題になった時に大きな証拠になるのです。

 

写真ならどれだけ街宣しようが、空ぶかししようが音の意味では証拠となりえません。

証拠という意味で一番大きな違いはここです。

 

 

  

公道と私有地

公道とは国や都道府県、市町村が管理している道路のことをさします。

 

管轄しているのは警察で、公道上で何かあれば警察が出てきます。

これに対して私有地は、個人の管理している土地です。

ここで何かをしていても、法律に触れるようなことでもしなければ警察は出てきません。

 

ですから、私有地でデコトラを運転していても、まず警察が出てくることは無いでしょう。

まあ、マフラーを空ぶかししたりスピーカーで大きな音を出して騒音問題でも起こせば話は別ですが・・・。

 

 

  

イベント会場はたいてい私有地

デコトラのイベントで使うような広い場所はは、そのほとんどが私有地(あるいは公有地)です。

デコトラが走っていても、ほぼ問題ありません。

 

 

ただ、会場に来る前は公道を走行してきます。

とはいえ、その場に警察がいたとしても、大人しく走っていれば止められることは無いでしょう。

  

ただ、ここに動画撮影が絡んでくると話が変わります。

 

 

デコトラの走行動画が問題となる事例

走るだけではそれほど問題にならないのに、動画を撮ると問題となる場合が出てくるのはなぜでしょうか。

 

実際にあった事例です。

 

 

 

あるデコトラ撮影会での話。

いつものように、イベント会場から帰る1台のデコトラ。

流れに乗って他の車と同じぐらいスピードで走ります。

 

すると、わりと大きな音が出るんですね。

で、苦情が出るんです。

 

 

「うるさい」と、

でも、警察は少々の騒音では動きません。 

  

ただ、運が悪いことにそのイベントの動画YouTubeに上がっていました。

通報者からすればデコトラはひとくくりで、うるさいことが証明できればどのトラックでもいいのです。

 

 

いや、デコトラじゃなくてもいい。

たまたま走っていた暴走族バイクが騒音を出したことを、デコトラのせいにしても良い。

Youtube動画は格好の攻撃材料となります。

 

もちろん通報があれば警察は動画を確認します。

ご丁寧に、その動画には撮影日から主催クラブの名前まで入っていました。

 

 

はい、これ一発アウトのパターンです。

結果、翌年のイベントが中止

 

たった一つの動画でこれです。

たった一人、後先考えない行動をとったために多くの人に迷惑をかけたのです。

  

さて、あなたが撮ったその動画はYouTubeにアップロードして大丈夫ですか?

一度、考え直してみてください。

  

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