【公道を走るデコトラ】を動画で撮影してはいけない根本的な理由 「自分で自分の首を絞める人たちの無責任な行動とは?」

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今はスマホで簡単に動画が撮影出来て、簡単にネット(SNS)に投稿できる時代。

しかし、撮影や投稿は安易に行うべきではないと考えます。

それは撮影や投稿によって誰かが迷惑を被る可能性があるからです。

「知らなかった」とか「ウケるから」では済まされないのは、昨今の炎上騒ぎでよく分かっているでしょう。

他人事ではないのです。

そんな環境ですので「公道を走るデコトラは動作撮影してはいけない」が正解です。

その理由について解説します。

 

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動画撮影について

現在は、誰でも簡単に動画撮影ができる時代です。

昔のように専門のビデオカメラが必要というわけではありません。

 

撮影機器もビデオカメラだけでなくデジタルカメラ、タブレット、スマートフォン等沢山の種類があります。

中でもスマートフォンの普及率には目を見張るものがあります。

総務省のデータによるとスマートフォンの普及率は2017年にパソコンを抜き、2021年現在では92.8%となっています。

もはや殆どの人がスマートフォンを持っているといっていいでしょう。

ですから、誰もがどこでも簡単に動画を撮影できる環境が整っているのです。

 




 

デコトラって?

ほとんどの方がご存じだと思いますが、デコトラそのほとんどが公道を走るだけで違法です。

現状は、警察が見て見ぬふりをしているだけです。

正直、どこが違法になるか分かっていない警察官もいるでしょう。

ある意味、法律が細かすぎるのかもしれません。

 

走っている台数から考えると、警察に止められるのはごく一部でしょう。

まあ、「運が悪かった」という程度のものです。

もちろん、危険な運転をしていれば即通報となりますが、取り締まりでもしていない限り滅多なことはありません。

 

動画と静止画の違い

動画派、写真派、両刀使い、色々いると思いますが動画と静止画の違いって分かりますか?

動画は動いている、写真は止まっている。

はい、まさにその通りです。

 

動画は動いているうえに音まで入るんですね。

ということは、騒音問題になった時に大きな証拠になるのです。

写真ならどれだけ街宣しようが、空ぶかししようが音の意味では証拠となりえません。

証拠という意味で一番大きな違いはここです。

  

公道と私有地

公道とは国や都道府県、市町村が管理している道路のことをさします。

管轄しているのは警察で、公道上で何かあれば警察が出てきます。

これに対して私有地は、個人の管理している土地です。

ここで何かをしていても、法律に触れるようなことでもしなければ警察は出てきません。

 

ですから、私有地でデコトラを運転していても、まず警察が出てくることは無いでしょう。

まあ、マフラー空ぶかししたりスピーカーで大きな音を出して騒音問題でも起こせば話は別ですが・・・。

  

イベント会場は私有地

デコトラのイベント会場は、そのほとんどが私有地(あるいは公有地)です。

デコトラが走っていても、ほぼ問題ありません。

ただ、会場に来る前は公道を走行してきます。

とはいえ、その場に警察がいたとしても、大人しく走っていれば止められることは無いでしょう。

まあ、不正改造や無線の取り締まりをしていれば別の話ですが・・・。

  

デコトラの走行動画が問題となる事例

さて、ゆっくり走っていれば警察に止められることは無いのに、なぜ動画を撮ると問題となるのでしょうか。

実際にあった事例です。

 



 

あるデコトラ撮影会での話。

いつものように私有地から公道へ出て、イベント会場から帰る1台のデコトラ。

デコトラも基本的に取り締まりでもしていない限り、流れに乗って他の車と同じぐらいスピードを出すと思います。

 

すると、わりと大きな音が出るんですね。

で、苦情が出るんです。

「うるさい」と、

警察も多少の騒音では動きません。

話だけ聞いて終わりということが多いです。

  

ただ、運が悪いことにそのイベントの動画YouTubeに上がっていました。

通報者からすればデコトラはひとくくりで、うるさいことが証明できればどのデコトラでもいいのです。

もちろん通報がありましたので警察は動画を確認します。

ご丁寧に、その動画には撮影日から主催クラブの名前まで入っていました。

 

はい、これ一発アウトのパターンです。

結果、翌年のイベントが中止になりましたということです。

たった一つの動画でこれです。

たった一人、後先考えない行動をとったために多くの人に迷惑をかけたのです。

 

最近では江ノ電撮り鉄によるマナー問題がクローズアップされました。

個人的にはあれも氷山の一角だと思います。

ただ、知ったからにはあれに学ばなければなりません。

 

さて、あなたが撮ったその動画はYouTubeにアップロードして大丈夫ですか?

一度、考え直してみてください。

  

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