SLIK PRO-MINI 320 スリックのテーブル三脚 その実力とは?

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SLIK PRO-MINI320

PRO-MINI320SLIKが販売するテーブル三脚です。

テーブル三脚とは、文字通りテーブルの上で使えるような小型の三脚です。

 

狭い場所でも設置できるよう、コンパクトに設計されている反面、屋外で使うようには出来ていません。

そんなテーブル三脚PRO-MINI320の仕様と魅力について紹介します。

 



 

PRO-MINI320は超コンパクト

PRO-MINI320超コンパクトです。

テーブル三脚というだけあって、テーブルの上など狭い場所でも立てやすいです。

一般的なフィールド三脚は、脚を開くとかなりのスペースを要しますが、この三脚は脚を開いても約25cmの円に収まります。

 

プラモイベント等で狭い机の上に立てても、邪魔になることは少ないです。

一般的な三脚と比べると、被写体との距離を詰めるのが楽といえます。

 

PRO-MINI320は持ち運びが便利

PRO-MINI320持ち運びが便利です。

折りたたむと20.5cm、重量は303gです。

これは三脚の中でもかなり軽い部類になります。

 

カメラバッグはもちろん、旅行かばんや、ウェストポーチなどに入れることも出来ます。

軽いので、カメラに取り付けたまま肩から下げていても、苦にならないかもしれません。

どこにでも持ち運びしやすいという利点があります。

 

PRO-MINI320は超ローポジション

PRO-MINI320超ローポジションです。

全高175mmEVを利用すると220mmです。

これによる視点はコンパクトカメラで200mm、一眼カメラで250mm前後のローポジションとなり、そこから見上げるようなローアングルも楽しめます。

これは一般的なフィールド三脚の比ではありません。

脚の長さが短く、脚の開き角度が広いため低いアングルからの撮影が可能なのです。

 

また、雲台は小型の自由雲台(SBH-100N)を採用しており、これもローポジション化に寄与しています。

自由雲台は取り外し可能ですので、3WAYなど別の雲台に変更することも可能です。

 

PRO-MINI320はわりとしっかりした造り

PRO-MINI320はわりとしっかりした造りです。

テーブル三脚と聞くと、脚が細くて揺れやすいものを想像するかもしれませんが、この製品はスケールを超えた部材が使われています。

短いながら脚は2段ですし、雲台も耐加重1kgのものを使用しています。

スマホやコンデジはもちろん、小型のデジタル一眼カメラも設置可能でしょう。

 

また、EV底には吸盤が付いています。

これは平滑な面につっくつけて三脚を安定させるためのものです。 

テーブルなどツルツルした表面の物にはよくくっつき、三脚が横滑りすることも防いでくれます。

 

 

PRO-MINI320は三脚以外の使い方が出来る

PRO-MINI320三脚以外の使い方も出来ます。

 

ひとつは肩や胸に当てる「チェストポッド」としての役割です。

これは手持ち撮影時のカメラ補助として期待ができます。

手持ちでスローシャッター撮影する際には、脇を絞めてもブレが目立ちやすいです。

そのような場合、テーブル三脚をチェストポッドとして使うと安定感が増し、手ブレが軽減されます。

 

肩や胸以外にも、建物の壁に押し付けたり塀の上などの小さなスペースに置くといった使い方が出来ます。

軽くてコンパクトなので、カメラにつけたまま移動できるのも良いです。

 

あとは、脚と雲台の間に同社のSポールを取付ければ、頭の長い三脚が出来上がります。

三脚ほど安定感はありませんが、一脚ほどフラフラしません。

三脚は立てるスペースが無いけど、ちょっと安定させたいという時に使えます。

 

また、雲台の上にLEDライトをのせると、模型を撮影する際の照明として使いやすいです。

狭い範囲を集中的に照らす際は、被写体に接近する必要があります。

こういった場合でも、コンパクトで被写体に近づけるテーブル三脚は便利なのです。

 

面白いけど何事も適材適所

カメラも三脚も道具です。

低い位置や近づいて撮影する際にテーブル三脚は便利ですが、コンパクトであるが故にフィールド三脚ほどの強度はありません。

最大積載質量は1kgですが、バランスを保っている場合の値です。

雲台を上下に傾けている場合は、それ以下でも安定しません。

おじぎも気になります。

 

デジタル一眼カメラなら普及機と廉価ズームレンズ(700g程度)が限界と考えます。

それ以上重い場合、撮影の補助としては使えますが三脚として安定させるのは厳しいと考えます。

 

何事も適材適所

テーブル三脚には、フィールド三脚にない魅力がありますが、全てこれで撮影することは出来ません。

フィールド三脚の補助として考えるのが適切でしょう。

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