デコトライベントとは
「デコトラがたくさん集まるイベント」があるというのはご存じでしょうか？
交通遺児支援や被災地復興支援等のチャリティ募金集めを目的としてデコトラを集め、参加する人から寄付を募ろうというイベントです。
全国で開催されているデコトライベントですが、
「まだ参加したことないよ」という方も多いと思います。
デコトラのイベントには、「イベントでの注意書き」として書かれていることから、暗黙の了解までいろいろな注意事項があります。
基本的に見学は自由なのですが、イベントを楽しむためには注意事項を守る必要があります。
そんなデコトライベントの楽しみ方と注意事項について見てみましょう。
デコトライベントの情報を集める
現在はＳＮＳが発達して、ネットからも情報は得られますが、正確な情報はデコトラ雑誌から得ることになります。
現在、発刊されているデコトラ雑誌は以下の２誌です。
・カミオン（毎月１日ごろ発売）
・トラック魂（四季刊）
本屋やコンビニで手に入りますので、購入することをお勧めします。
デコトライベントの情報は、中ごろの白黒ページに載っていることが多いです。
日時や場所、注意事項、入場料（会場整理費）などが記載されていますのでよくお読みください。
基本的にデコトライベントは災害でも来ない限り決行されます。
雨天中止とでも書いてない限り実施されると思ってください。
ただ、主催や会場の都合によって急遽中止となることもあります。
月刊誌の情報が間に合わない場合はTwitter（X）、Facebook等のSNSを注意してみておくと良いでしょう。
デコトライベントへは車で
デコトライベントへは車での参加が便利です。
デコトラのイベントができるような広い場所となると、郊外であることが多いためです。
そういった場所は公共交通機関の利便性が十分ではありません。
運転免許を持っている人は、車で行くといいでしょう。
自身で運転免許を持っていない人は、持っている友達や家族と一緒に行くと良いです。
主催者や誘導員に従って
デコトラのイベント会場は、入場口や駐車場所が決まっていることがほとんどです。
入場や駐車時は主催者や交通誘導員に従ってください。
渋滞することもあるので、早めに入場するのがお勧めです。
トラックと乗用車は、基本的に駐車スペースが分けられています。
誘導には必ず従ってください。
「知り合いがいるから」と言って、乗用車でトラックの駐車スペースに入ってはいけません。
入場料、会場整理費とチャリティ募金
デコトラのイベントはチャリティ募金集めを目的としています。
入場口で入場料を払う必要がありますので、準備しておいてください。
入場料の一部が募金として自治体や交通遺児育英会などに寄付されます。
別途、募金を募っていることもありますので、その場合は協力をしましょう。
会場内では自由に撮影できますが・・・
デコトラのイベントというだけあって、会場内での撮影は基本的に自由です。
但し配慮も必要ですので、以下の事をよく覚えておきましょう。
・トラックには触らない。
・走行中のトラックに近寄らない。
・騒音の発生を誘発するような行為をしない。
・他人をトラックと一緒に撮る場合は一声かける。
・トイレは所定のところで。
・ゴミは持ち帰る。
・会場外の敷地に勝手に入らない。
・路上駐車はしない。
・イベントでの注意書きは守る。
法的なことは省略していますが、ほとんどが一般常識、マナーですので、簡単に守ることができると思います。
ステージイベントを楽しむ
チャリティイベントということで、ステージ上では様々な催し物を開催しています。
歌謡ショーや菓子撒き、コーラの早飲み、チャリティオークションなど楽しめるものも多いです。
このあたりは普通の屋外イベントと同じ。
興味を持ったら参加しても面白いかもしれません。
運が良いと名車紹介といって、有名なデコトラをステージ前で紹介する催しがあるかもしれません。
動いているデコトラを落ち着いてみられるのでよい機会です。
夕暮れからがメイン・・・でも
夕方になると、一斉に電飾が光りだします。
デコトライベントで盛り上がる場面の一つでもある、ナイトシーンが始まります。
大きなトラックが電飾満載で動く様はまさに圧巻です。
ナイトシーンの際にも以下の点に注意してください。
・撮影する時は周囲の安全をよく確認する。
・人がたくさん集まるデコトラの前で記念撮影をしない。
・帰宅するデコトラの進行を邪魔しない。
・走行中のデコトラにフラッシュを焚かない。
・帰宅するデコトラに手を振ってラッパコールを要求しない。
・公道にはみ出して撮影しない。
・路上駐車をしない。
常識的なことは省いていますが、これらが守られないと内容によっては主催者に苦情が入ります。
また来年も開催できるように
デコトライベントは簡単に開催できません。
とにかく広い場所が必要なのです。
場所が確保出来たら各所への申請、根回し、機材の準備・・・大変なお金と労力がかかります。
当日は交通誘導からイベントの進行、後片付け、清掃などがあります。
そんな中、一部心無い人の行動によって、翌年は場所が借りられなくなってしまったということはよく聞きます。
また、来年も開催できるようにひとりひとりが気を付けてデコトライベントを楽しみましょう。
デコトライベントは非日常の世界を堪能できます。
是非一度足を運んでみてください。
その魅力の虜になるかもしれませんね。
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