2022年9月10日は「十五夜」
2022年9月10日は中秋の名月であり十五夜です。
月は常に地球の周りをまわっているのですが、なかなかこういったイベントでもないと、じっくり見ることは無いと思います。
せっかくですので、この機会に月の撮影をしてみましょう。
参考までに月の満ち欠けは、月齢カレンダーで確認することが出来ます。
満ち欠けの状態を確認したい方はご利用ください。
月を撮影するなら望遠で
月を撮影するなら望遠側のレンズが良いです。
広角でも写らないことはないのですが、構図の中に点のように写ってしまうため存在感がありません。
ある程度、存在感を出して撮影したいなら、焦点距離200mm以上の望遠が欲しいです。
出来れば500mmあると良いですね。
月は非常に明るい被写体なので手持ちでも撮影できます。
特に満月は明るいのでその傾向が強いです。
ISO100、f4なら1/250sぐらいで撮影できます。
撮影するなら露出をマニュアル設定にする
撮影する場合は露出をマニュアルに設定する必要があります。
真っ暗な中に強烈な明かりがある月はカメラのAE(自動露出)が苦手とする被写体です。
参考までにカメラ任せに撮影するとこうなります。
これは、まだマシな方です。
酷いと光の玉になります。
完全な光の玉が写った人は露出オーバーといえます。
これをマニュアル露出にして調整するとこうなります。
全く違いますね。
ISO100、絞りf4、シャッター速度1/250sで撮影しています。
レンズの焦点距離は200mmなので月が小さく、トリミングして誤魔化しています。
重要なのは露出モードをマニュアル露出にして撮影することです。
ちょっと知識のある人はカメラの測光設定をスポット測光にして、月の明るさを測ってみると良いでしょう。
月はかなり明るいことが分かると思います。
カメラ任せでは綺麗に撮れない
知っている限りでは、カメラに月専用の撮影モードはありません。
もちろんAUTOで綺麗に撮影することは希です。
正直、月を撮ることは少ないですし、需要が多いわけではありませんからメーカーもそれほど注力しないでしょう。
月はちょっと知識があれば簡単に撮れてしまうのです。
ですから月=マニュアル露出と覚えてしまいましょう。
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