デジタル一眼カメラ・レンズキットはお得か問題

機材レビュー
スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

デジタル一眼カメラ・レンズキット

デジタル一眼カメラ・レンズキットとは、カメラメーカーがカメラボディレンズをパッケージにして販売しているものです。

 

一般的なレンズキットは、標準ズームレンズのみが同梱されているのですが、標準ズームレンズ望遠ズームレンズが入ったダブルズームレンズキット高倍率ズームレンズを同梱した高倍率ズームキットというものも存在します。

<Z5 NikkorZ 24-200mm f/4-6.3 VRレンズキット:NikonHPより引用>

共通していえるのは購入してすぐに使えるように、標準域をカバーしたズームレンズが同梱されていることです。

「デジタル一眼カメラが欲しいけど何を買って良いか分からない」という人にピッタリといえるでしょう。

 



 

レンズキットの良い点と悪い点

そんなレンズキットですが、良い点悪い点があります。

これは、被写体撮影者の技術によっても左右されますので、感じ方は人それぞれです。

 

ただ、良い点悪い点購入前に把握しておくことで、無駄な買い物を防ぐことが出来ます。

特に今からデジタル一眼カメラの購入を考えている人は、参考にしてみてください。

それでは、行ってみましょう~!

 

 

【良い点】フィッティング(相性)が良い

カメラのボディとレンズの組み合わせは無数にあります。

同じメーカー同士を組み合わせても、フィッティング(相性)が悪いと性能が制限されることがあります。

例えば、古い設計のレンズを装着するとカメラの性能をフルに生かせませんし、APS-Cボディにフルサイズ用レンズを装着すると広角側が不足します。

ボディとレンズの相性は重要なのです。

 

こういった意味でレンズキットは相性が良いので、ボディやレンズの性能を十分に発揮できます。

ボディ、レンズ相互の相性が分からないなら、レンズキットはお勧めといえます。

 

【良い点】使いやすい焦点距離

レンズキットのレンズは、標準領域を含んでいますので使いやすいです。

広角から標準、中望遠というものが多く、普段の撮影で使う焦点距離を網羅してます。

 

標準ズームレンズなら24mm~70mm(35mm換算)前後、望遠ズームなら70mm~200mm(35mm換算)前後

購入する場合はこのぐらいのレンズが付属する製品を選択すると良いでしょう。

 

望遠が200mmを超えると難易度が上がります。

最初から手を出すのはあまりお勧めしません。 

  

【良い点】まとめてお得

レンズキットは価格の面でお得な場合が多いです。

同じ組み合わせでボディとレンズを別々に購入すると、数万円高くなることも珍しくはありません。

 

例えばZ6II 24-70 レンズキットの場合、別々で購入するより3万円ほど安いです。

どうせ買うならレンズキットを選択し、本体の初期費用を抑えて三脚やストロボなどの機材に回す方が賢いといえます。

 

 

【悪い点】選択肢が少ない

レンズキットはレンズの選択肢が少ないです。

製品に対して、レンズはほぼ一択の場合が多いです。 

”ボディのみ””レンズキット”のどちらかを選択するといった具合です。

 

レンズキットはボディとレンズをメーカーの生産ラインで組み合わせ梱包するので、選択肢が少ないのは仕方がない事です。

組み合わせとしては良いのですが、レンズが一択となる事は覚えておきましょう。

自身に合っていないと思ったら、レンズキットを選択してはいけません。

 

【悪い点】リセールバリュが低い

レンズキットは多くの人が購入します。

ですから、そのレンズは比較的市場に多く出回ることになります。

 

レンズキットに同梱されていたレンズに満足できず、買い替えを考えた場合は買取相場が低いことを覚悟しましょう。

何事も需要と供給です。

中古市場に多く流通するレンズの買取価格が下がるのは仕方がない事なのです。

 

レンズキットがお勧めなのはこんな人

レンズキットの良い点悪い点を挙げました。

これを踏まえてレンズキットはこんな人にお勧めです。

 

・今からデジタル一眼カメラを始めたい

・ボディとレンズの組み合わせに自信が無い

・被写体が標準ズーム領域

・安く抑えたい

・カメラやレンズの買い替えは考えない

 

ただ、これは現時点での話です。

レンズキットを使っているうちに、面白くなってレンズの買い増しや買い替えをした人を山ほど見ています。

奨励のことも考えてカメラやレンズを選ぶのも重要だと考えます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました