宅建士の資格試験に何としても合格したいです。
勉強以外に何かテクニックのようなものはありませんか?
宅建士試験に何としても合格したい
宅地建物取引士の資格取得のため勉強に励んでいる方、たくさんいらっしゃいると思います。
いくら勉強しても試験に合格しなければ、また来年ということになりますね。
そうならないためにも、今年は何としても合格したいものです。
今回は宅建試験に一発合格した作者が、宅地建物取引士資格試験において合格するために実施した、ウソのようなホントの事をお話しします。
宅建試験ので実施した2つの事
宅建試験を受けるために実施したのはたった2つの事です。
ひとつは問題数を減らす方法。
もうひとつは試験中は冷静さを保ち、最高のパフォーマンスを出す方法です。
焦って試験を受けるのと落ち着いて受けるのでは、結果に大きな差が出るはずですので、試験中に冷静でいられるかは重要なことだと思います。
それぞれについて説明します。
問題を減らす方法
宅建試験には5点免除制度というものがあります。
5点免除制度とは宅地建物取引士試験における46問目~50問目の問題が試験で免除になる制度です。
46問~50問といえば住宅金融支援機構や景品表示法、統計などの問題なので独学でも答えられそうですが、少しでも有利に進めるためにこの制度を利用しました。
一般の受験者は問題数50問ですが5点免除を利用した受験者は45問となります。
その分勉強する範囲が狭くなり集中できるので是非とも活用したいですね。
参考までに試験時間は120分から110分に短縮されますのでご注意ください。
5点免除制度を利用するためには国交省が指定する講習を受講して登録講習修了者証明書を取得する必要があります。
この講習は資格専門学校などの登録講習機関で受けられるます。
【参考:登録講習機関一覧】
総合資格
日建学院
TOP宅建学院
LEC東京リーガルマインド
資格のTAC
アットホーム
日本ビジネス法研修所
福島宅建サポートセンター
辰已法律研究所
大原学園
住宅新報
ユーノリカ(宅建ゼミナール)
おおうら
ダイナマイト合格スクール
プライングジャパン
ハートステーション
TAKKEN5
職能研修会
九州不動産専門学院
Kenビジネススクール
これだけあります。
近くで開催しているところがあると思いますので安心してください。
ただ、受講費用として15,000~20,000円ぐらい掛かりますのでご準備ください。
冷静さを保ち最高のパフォーマンスを出す方法
試験中に冷静さを保つことは非常に重要です。
どうすれば試験中に冷静でいられるか、考えに考え抜いた作者は非常に簡単な目標点というものを設定しました。
それは45問中たった16問の正解を目指すというものです。
こう考えるとすごく簡単そうな試験に思えませんか?
「あれ?これじゃ16点にしかならないよ」って言う方、安心してください。
この16点には怪しいながらにも根拠があるのです。
合格点は毎年微妙に変わりますが36点ぐらいが合格目標です。
講習で5点免除がありますので、実際は31点取れば合格目標に届くということですね。
ここでポイントは合格目標の31点は、31問すべて完璧にわかる必要が無いということです。
問題は4択ですので適当に答えても4問に1問は当たります。
16問分かったなら残りは29問なので、適当に答えても7点か8点ぐらいは取れるということです。
では4択のうち3つが分かっている問題はどうでしょうか?
3つのうちどれが正解か分かる、3つのうちどれにも正解がない、のどちらかだと思いますので、どちらを選んでもこの問題は分かるという結果になります。
では4択のうち2つが分かる場合はどうでしょうか?
2つは内容が分かっているが正解じゃないということで、残りの2つのうち1つが正解です。
ということで正答する確率は1/2ですね。
では4択のうち1つが分かる場合は・・・
残りの3つのうち1つが正解ということで正答する確率は1/3。
全く分からない場合は・・・
正答率は1/4となります。
ここで大雑把な確率のお話です。
16問は完璧に分かってあとの問題は、3つ分かる、2つ分かる、1つ分かる、全く分からないが同じ割合であったとするとこうなります。
・完璧に分かる16問。
・3つ分かる7.25問。
・2つ分かる7.25問。
・1つ分かる7.25問。
・全く分からない7.25問。
さらに、それぞれについて正答できる確率を掛けるとこんな感じになります。
・完璧に分かる16点。
・3つ分かる7.25×1=7.25点。
・2つ分かる7.25×1/2=3.625点。
・1つ分かる7.25×1/3=2.4167点。
・全く分からない7.25×1/4=1.8125点。
・合計31.104点
これで目標の31点超えましたね。
誤解しないでいただきたいのですが、これは16問完璧に答えられると31点取れるという意味ではありません。
16問ぐらい完璧に答えられると、あとはある程度確率で31点ぐらい取れるんじゃないかというような考えを持って、試験中に「冷静さ」を保ってくださいということです。
冷静さを保つためのおまじないみたいなものですね。
あくまで作者の例なので、個々人で数値を変えて目標点数を決めても良いと思います。
勉強の成果を出すためにはとにかく焦りは禁物です。
試験中に焦ってしまうより、「16問分かれば合格だ」という風に心に余裕をもって受験した方がよほど良い結果につながりやすいでしょう。
作者はこの考え方で試験中もずっと冷静でいられました。
資格試験は落ち着いて受けたもの勝ち
宅地建物取引士は難易度が高いことで有名です。
難易度が高いということはそのまま試験の合格率に反映されています。
ここ5年間の合格率は13.1%~17.6%と20%を超えることはありませんでした。
猛勉強をしても通らない人がいる一方、効率よく勉強して一発で合格する人もいます。
きちんと勉強をしたうえで試験に対する対策はたった2つ。
・5点免除制度を使う。
・試験中は冷静さを保ち最高のパフォーマンスを出す。
たったこれだけです。
是非、この2つを実施して今年の宅建資格、合格しましょう。
みなさんの検討を祈ります。
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