就職活動
就職活動は職業に就くための活動のことです。
日本は新卒一括採用がある世界でも数少ない国の一つです。
世界的に見ると4月に、一斉に新卒者が入社するのは少ないのです。
例年、3月ぐらいになると翌年度の就職活動エントリーが始まります。
企業によってはインターンシップなど、事前に職場を体験する機会もあるでしょう。
そういたものに積極的に参加するのも、仕事を知るうえで良いかもしれません。
合わないと思ったら、それは別の選択肢を得る機会にもなるのです。
新卒一括採用は一度きり。
入社してから「こんなはずじゃなかった!」は勿体ないのです。
新卒というカードは最大限に利用しましょう。
就職内定までの道のり
就職活動をして内定、採用されるまでにはいくつもの段階を踏むことになります。
大まかには、
企業説明会
エントリー
書類選考
試験
面接
といったところでしょうか。
企業によっては試験や面接が複数回あることも珍しくありません。
企業としても優秀な人材を求めますので、これは仕方がない事なのです。
個性が出るのは面接
書類選考に関しては必要なことを書くだけですし、試験は勉強をしておけばある程度何とかなります。
参考までに僕が勤めていたハウスメーカー(東証一部上場)の試験問題は中学生レベルでした。
例えば、
近畿地方の地図が印刷されており紀伊半島の先端に矢印がしてあって、岬の名前を答えよ。
次の言葉を漢字で書け “けんちく” “かぶしきがいしゃ”
いや、本当にこんなレベルでした。
25年前のはなし。
今はもっと難しいのでしょうね。
皆勉強していますから、これらで差を出すのは難しいのです。
結局のところ企業は人を見ます。
ですから、面接での所作、受け答えは大事だと思います。
想定される質問に対する答えを用意するのは当然のこと、声の大きさや間なども重要だと考えています。
人事が呆れる就活時期になると増える謎の人種
面接は自己アピールの場でもあります。
自分の価値をどう企業に売り込むかも重要なのです。
しかし、ここ数年、人事を呆れさせる謎の人物が増加しています。
それが「バイトリーダー」
自己アピールのつもりで言っているのでしょうが、面接者から見れば飽き飽きしています。
なぜなら、ほぼ全員が「自分は学生時代バイトリーダーをやっていました」と言うからです。
バイトリーダーとは、飲食店などといった店舗で、他の複数のアルバイト店員を統率することで、店が円滑に回るようにするという役割を担う者のことです。
ですが、新卒者の中にバイトリーダーが沢山いるなんてことは、確率的に見ても現実的ではありません。
明らかにバレる嘘です。
バイトリーダーはいらない
面接者からすると「バイトリーダー」は聞き飽きた言葉です。
自己アピールになるどころか、アルバイトをしていただけの人が「他のアルバイトを統率していた」と噓を言っているようなものです。
仮に本当のバイトリーダーがいたとしても、その点は言わない方が賢明かもしれません。
ここ10年ぐらいの「バイトリーダーアピール」のおかげでゼロどころかマイナス評価になる存在になってしまったのです。
奇しくもお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」のバイトリーダーネタが流行り出した頃でもあるので、安易に考えている感しかありません。
ですから、面接の自己アピールに「バイトリーダー」を絡めるのはやめた方が良いです。
就職面接は面接者に「この人が欲しい」「この人と働きたい」と思わせたもの勝ちです。
バイトリーダーをアピールする時間で別の事をアピールした方が良いです。
面接時間は限られているのですから。
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