4月は新生活が始まる時期
4月は就職、進学、異動などで新生活が始まる確率が高い時期といえます。
転居が伴う場合は、もうすでに転居先を決めている人も多いでしょう。
親元を離れる人は、家具家電を揃えたりして大忙しだと思います。
日本は4月が節目という世界でも珍しい国です。
一斉に動くという事で民族大移動にも例えられますね。
新生活は不安が伴う
新生活には不安が伴います。
転居が伴う場合、知らない土地に行ってゼロから生活を始めることになります。
引っ越しの手続きから、新生活に必要なものを揃え、アパートを借りて電気やガス、水道の開通をしなければ住めません。
人によっては住民票を移す場合もあるでしょう。
とにかく、転居して落ち着くまではやる事がいっぱいなので、不安を考えている時間はありません。
しかし、ひととおり準備が完了して落ち着くと不安に襲われることになります。
「知らない土地、知らない人達・・・はたして上手くやっていけるのだろうか?」と。
世の中の流れがより不安を煽る
今の世の中は不景気です。
物価上昇。
社会保障費の上昇。
増税。
少子高齢化。
おまけにロシアがウクライナに進攻していて、先が読めない状況。
景気が良いニュースは無いに等しいですし、今後もそれは望めません。
真面目に働いていても、生活は苦しいという方は多いです。
学費を借りなければ進学できないという人も多いでしょう。
そんな人は就職した時点で借金を抱えるという、ハードな人生を歩みます。
新生活で不安を取り除く方法
人は何かに夢中な時、不安を忘れがちです。
ですから、新生活が始まったら、何かを始めると良いです。
何かというのは人それぞれです。
出来ればスキルが溜まるものが良いですね。
具体的には手を動かすようなものです。
写真を始めても良いですし、絵や小説を書いたり、プラモデルに没頭しても良いです。
ただ、無理にやるのはいけません。
それがストレスになって挫折しますから。
僕が新生活で具体的にやったこと
学生の頃、通学のため一人暮らしをしていました。
学校は県外で土地勘もありませんでしたし、一人暮らしも初めてでした。
時間や行動の自由はありましたが、責任も全て自分でとることになります。
不安もいっぱいありましたが、今となっては学校の勉強以外にも色々学ぶことは多かったと思います。
そんな学生時代に、不安を解消するために僕がやった「何か」を紹介しますね。
料理
料理のスキルは一人暮らしに大いに役立ちます。
ただ、家にある食材で作るだけが料理ではありません。
レシピを調べることはもちろんですが、スーパーに行って今日は何が安いとか、特売日を調べたり、食材の旬を把握するのも料理のスキルです。
カレーに凝っていた時は、毎日カレーを食べていましたね。
最初はそれほど難しいことはできないので、適当な野菜や肉を切って、市販のルーをぶち込んで煮込むだけです。
そのうち、ちょっと変わった具とか入れてみたり、スパイスや蜂蜜、チョコレートなどを加えてみたり、いろいろやりましたね。
他にも、パスタ、お好み焼きに凝った時期もありました。
本当に、簡単なもので良いんです。
最初から難易度が高いことをすると長続きしませんから。
写真
以前からデコトラの撮影は行っていたのですが、いわゆるカタログ撮りしかしていませんでした。
今のように、試行錯誤を始めたのも一人暮らしを始めた頃です。
建築系の学校でしたので、いかに建築模型を素晴らしく見せるかというのに凝った時期もありました。
フィルムカメラしかない時代ですので、撮影データを毎回取り、失敗しては撮りなおすの繰り返しです。
失敗は成功の元と言われるように、沢山の失敗をして多くのことを学びました。
正に夢中。
あれが無かったら今のような写真は撮れないですね。
プラモデルを作る
学生時代に出来た友達の間で、なぜかプラモデル作りが流行り、学校が終わると模型屋に直行していました。
作ったのは戦車、航空機、戦艦・・・・ミリタリーものが多かったですね。
デコトラのプラモデルは作っていませんでした。
プラモデル作りは、建築模型の作成にも応用がきいたので一石二鳥でした。
部屋が狭かったので換気が大変でしたね。
夜遅くまで作業していたので、朝起きたら塗料の溶剤で頭痛とかよくありましたね。
物作りは終わりが無いので楽しかったと記憶しています。
不安を取り除くためにやってはいけない事
「何か」を始めるのは不安を打ち消してくれる一要素になります。
しかし何でもいいというわけではありません。
個人的にお勧めしないのは、英会話教室のような習い事や、自己啓発関連、ジムなどです。
元々興味があったのならいいのですが、これらの欠点は時間拘束される、コストが割高、結果が出るのに時間がかかるという事です。
ですから長続きしにくいんですね。
特に結果が出るのに時間がかかるのは良くありません。
それ自体が不安要素となるからです。
やるなら、興味があって、簡単で、結果が出やすいものが良いでしょう。
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