この時期になると夜桜が綺麗ですね。
ただ、桜は満開の期間が短いためいつの間にか散っていたりします。
よく分からないけど夜桜を綺麗に撮影したい。
そんな人にお勧めの内容です。
夜桜の撮影
夜桜は昼間の桜と違って撮影にちょっとしたコツが必要な被写体です。
カメラ任せで撮ってそれなりに写るかもしれませんが、いくつかポイントをおさえるだけで随分と仕上がりが変わってきます。
重要な部分についてまとめましたので参考にして見てください。
撮影場所の選び方
桜が綺麗な場所は人が多くが集まります。
出来ればそういった人は写さず桜だけ撮影したいものです。
ですから場所選びは重要です。
桜の名所や人が集まりやすい場所は避けた方が良いです。
また、交通量の多い道沿いも避けた方が良いでしょう。
昼間と違って夜は人の認識が遅れがちです。
撮影に夢中になって車道にはみ出し、交通事故に遭う可能性も無いとはいえません。
人があまり来ない場所にある桜を事前に探しておくと良いでしょう。
昼間のうちに目星をつけておくのが良いです。
明かりは重要
真っ暗な場所で桜を撮影するのは困難です。
ストロボを焚いても良いのですが、凹凸の薄い仕上がりになるのでお勧めできません。
ライトアップされている場所が理想なのですが、基本的に見物客が多いので夜桜のみを撮影するのは難しいです。
近くに街灯など明かりがある場所を探してください。
夕方、薄暗い時間帯に撮影するのも良いかもしれません。
気象条件に注意
雨の日は当然のことながら撮影が困難になります。
また、見落としがちなのが風の影響です。
春先は風が強い日が多いです。
こういった風が強い時に撮影すると桜がブレてしまいがちです。
特に夜桜の場合は露出が不足しますのでシャッター速度が遅くなる傾向にあります。
同じ条件で昼間はブレずに写っても、夜に写すとブレてしまう事はよくあります。
出来る限り風が強い日は避けましょう。
三脚の持参は必須
夜桜は暗い被写体です。
高感度で撮影しても良いのですが、ノイズが多い写真となります。
こういった場合は低感度でスローシャッター撮影が基本です。
撮影方法によっては使わない可能性もあるでしょう。
ただ、露出が不足して使う確率の方が高いです。
必ず持っていきましょう。
今年上手く撮れなくても・・・
夜桜は場所や天候に左右されやすい被写体です。
ですから、一度で上手く撮れない事もあるでしょう。
今年撮影して上手く撮れなくても来年があります。
次回のチャンスを生かすために場所や明るさを出来る限り把握しておきましょう。
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