株式を相続した後にやることリスト

株式を相続する前にやることは…

株式を相続する前にやることは…

株式をどう相続するか決めることです。

【相続の例】

①全て自分に相続
②株式のまま子供2人に分割して相続
③株式のまま子供の1人に相続
④3分割して相続

全て「株式移管」という作業になります。

相続による株式移管は証券会社がやってくれる場合もありますし、自分でする必要がある場合もあります。

野村證券の大津支店へ連絡すれば教えてくれると思います。

故人と相続人の証券会社が異なるときは、移管できる場合とできない場合があります。

②～④は新たに証券口座の開設が必要となるかもしれません。

株式を相続した後にやること

【1】取引支店の変更

現在、野村證券の大津支店（店舗支店）で証券口座が作成されています。

野村證券は店舗支店での取引手数料が非常に高いです。

対して、オンライン専用支店（野村ネット＆コール）で取引すると手数料は安くなります。

【参考１：店舗支店の株式取引手数料】

【参考２：オンライン専用支店の手数料】

【参考３：株式売却した際の手数料試算】

このように支店が違うと手数料だけで7万円以上の差が出ます。

ですから、株式を売却する前に取引店を「大津支店」から「オンライン専用支店」に変更することをお薦めします。

支店の変更には時間がかかることが予想されます。

直ぐに現金化する場合でも、しばらく持っておく場合でも、いずれ売却することになりますから早いうちに支店を変更しておいた方が良いです。

【取引支店の変更方法】

「大津支店」から「オンライン専用支店」へ取引店を変更するためには現在の取引店（大津支店）へ電話して必要書類を取り寄せて下さい。

「取引支店を大津支店からオンライン専用支店へ変更したい」と伝えれば分かるかと思います。

【野村證券・大津支店連絡先】

取引店変更は、書面によるお手続きが必要です。
現在のお取引店まで、お電話にてお申し出ください。
　
郵送にて必要書類等をお送りいたします。
　
※ご来店の際には事前予約をお願いいたします（詳細は、こちら）。
※ご来店にてお手続きいただく場合は、お届出印鑑、野村カード等が必要となりますので、現在のお取引店にご連絡・ご確認の上、ご持参くださいますようお願いします。
　
※お手続きにあたっては、マイナンバー（個人番号）のご提供および、マイナンバー（個人番号）確認書類、本人確認書類のご提出が必要です。

参考：取引店を変えたいのですが、どうすればよいですか？

【２】単元未満株の売却

以下の2銘柄は単元未満株（100株未満）となっています。　

・長谷工コーポレーションの40株

・味の素の50株

野村證券では「まめ株」として売却が可能です。

ネットの取引画面で「まめ株ボタン」を押すと売却画面が開くようです。

支店変更後にネット証券画面で操作してください。

【３】野村ＭＲＦ

野村MRFは野村マネー・リザーブ・ファンドの略で公社債のようです。

預かり金の一種だと思いますので、通常の銀行預金のように出金は可能だと思います。