きぼう・国際宇宙ステーション(ISS)を見る方法「事前情報から撮影まで」

天体写真
スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

 

きぼう・国際宇宙ステーション(ISS)

国際宇宙ステーション(ISS)は低軌道にある宇宙ステーションです。

NASA、ロスコスモス、JAXA、ESA、CSAの5つの宇宙機関が参加する多国籍の宇宙プロジェクトです。

通常の人工衛星より大きく比較的低い高度を飛ぶ為、天気がよければ肉眼でも観測できます。

 

ISSが見られる方位と時間は?

国際宇宙ステーション(ISS)を観測するには条件があります。

・空が晴れている

・上空をISSが通過する時

・観測地点は夜だけどISSは昼

 

これらを踏まえた「きぼう予報」というものが公開されています。

 きぼう予報・KIBO宇宙放送局

 

<KIBO宇宙放送局より引用>

この観測地ごとに見られる時間が公開されていますので情報を確認しましょう。

 



ISSの写真を撮影するには?

国際宇宙ステーション(ISS)の写真撮影方法は星空の撮影とよく似ています。

【準備するもの】

 デジタル一眼カメラ

 f値2.8以下の明るいレンズ

 三脚

 ケーブルレリーズ

 

【撮影に適した場所】

国際宇宙ステーションは比較的明るいのですがそれでも光害の影響を受けます。

ですから、街灯の影響を受けにくい場所で撮影しましょう。

山頂や山中、灯りの無い海岸線などがお勧めです。

また、主に西側で見られますので西が開けている場所が良いです。

 

【撮影時の設定】

カメラは三脚にしっかり固定してください。

ケーブルレリーズは付けた方が良いです。

シャッター速度8秒、ISO1600、絞りはf2.8を目安にしてください。

 

【撮影のポイント】

撮影ポイントは早めに到着して準備しましょう。

上記のデータでテスト撮影を行い、夜空が明るすぎないかチェックして下さい。

明るすぎる場合は絞りを絞ったりISO感度を下げます。

国際宇宙ステーションが見られるのは3分程度ですので見逃さないようにして下さい。

 

上手くいけばスマホの動画機能でも撮影できるかもしれません。

個々の機種まで保証は出来ませんが星が写る製品なら大丈夫かと思います。

 

国際宇宙ステーション(ISS)は定期的に観測できます。

今回、上手く見られなくても観測できる機会はまたあります。

何度でも挑戦してください。

<ISS:多重露光>

コメント

タイトルとURLをコピーしました