カミオン・トラックフォトギャラリーで3ヵ月ごとに開催されるお題企画。
第9回のお題は「桜」です。

「桜」は第1回のお題でもあったので、どういったものかは分かりやすいですね。
「トラックが中心にあって、その背景に桜が写っている写真」が代表的なものだと思います
第1回の結果も踏まえつつ掲載されやすい写真を考えてみたいと思います。
トラックフォトギャラリーとは?
トラックフォトギャラリーは、トラック誌「カミオン」で連載されているコーナーのひとつです。
読者が街中等で撮影したトラックの写真を投稿する読者参加型コーナーとなっています。

撮影した写真を投稿する方法はEメールまたは郵送。
【Eメール】
【郵送】
〒170-8427
(株)芸文社 カミオン編集部
「トラック・フォトギャラリー」係
件名など分かり易い所に”お題”と明記の事
第9回のお題企画「桜」
トラックフォトギャラリー「お題企画」第9回のお題は「桜」です。
お題の概要は以下のとおり。
・咲き誇る桜の花とトラックを一緒に収める。
・未投稿であれば過去に撮影した写真もOK。
投稿締め切り:2025年5月31日
結果発表 : 2025年8月号誌面

咲き誇る桜を背景にトラックを撮影すると、大きく写り映えします。
この季節ならではですね。
では、どういった写真が採用されやすいのか?
考えてみましょう。
タイミングが大事
何はともあれ、桜が咲いていないと話になりません。
桜は咲き始めてから散るまでがとても短いです。
特に満開から散り始めまではあっという間です。

「満開になったから次の休みに撮影しよう」と考えているといいタイミングを逃してしまうかもしれません。
前回の「お題企画・桜」ではタイミングに苦労していた写真が多かったです。
とにかく重要なのは綺麗に咲いているタイミングで撮ること。
散り始めに撮ると魅力が半減です。
桜が散ってしまう前に撮影するためには、満開の予測情報を確認しておくと良いです。
情報は常に更新されます。
最新の情報を確認しましょう。
晴天が良い
桜は白っぽい被写体です。
そのため、空と同化しやすいです。
雨や曇り、晴天でも雲が多い場合などは空と同化してしまい、綺麗な桜が表現できないことが多いです。

撮影するなら晴天で!
また、順光撮影の方が良いです。
撮影する際に逆光になりそうなら方向を工夫してみましょう。
場所探しが大変
日本には数々の”桜の名所”が存在します。
しかし、そういった場所で「トラックと桜」を撮影することはできません。
多くの花見客が訪れますのでトラブルのもととなりますので、絶対に行わないでください。

車両や人があまり通らず、綺麗な桜が咲いており、撮影に適した広い場所があり、トラックが通行可能な場所。
なかなか条件は厳しいのですが、桜が植えられている場所は多いので近くに1か所や2か所は見つかるはずです。
咲き始めたころからドライブがてら場所探しをするのも良いかもしれません。
露出は+補正
桜を含めて白っぽい被写体を撮影する場合、露出は+補正が基本です。
そうしないと全体的に薄暗い写真となってしまうためです。

撮影時は+0.7~+1.3EVで撮影しましょう。
ちょっと白っぽいぐらいでも良いです。
印刷時にくすんでしまうことも考えると、若干の白っぽさなら問題ありません。
横構図が採用されやすい
トラックフォトギャラリーではレイアウトの都合上横構図の写真が採用されやすいです。
また、採用されたとしても上下を切られる可能性が高いです。
上手く構図におさめたつもりでも、上下が切られてしまうと思ったような写真になりません。
ですから、撮影する際は横構図を心がけてください。

大前提として基本は守って
「良い写真が撮れた」と思っても投稿に関する基本事項は守って下さい。
あくまでもカミオン・トラックフォトギャラリー内の企画なのです。
紙面上で公表されているのは、
×イベント会場での撮影
×部分アップのみ
×ギリギリまたは見切れている
×人物が目立つ
×画質が荒い・サイズが小さい
×画像加工やスタンプ
といった写真はNGという事です。
これに加え、
・ピント
・露出
・1台
・余計なもの
・横写真
・風景
・何をしている?
といったことも意識してください。



では健闘を!
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