カミオン・トラックフォトギャラリーで３ヵ月ごとに開催されるお題企画。
第４回のお題は「バックショット」です。
カミオン・トラックフォトギャラリーに掲載される写真は圧倒的に前からのものが多い！
そんな中、お題企画では「後ろ姿」に注目してみようというものです。
後ろ姿といえば、あまり意識することが無いため工夫が難しいかもしれません。
どういった写真が掲載されやすいのか？
考えてみたいと思います。
トラックフォトギャラリーとは？
トラックフォトギャラリーは、トラック誌「カミオン」のコーナーのひとつです。
読者が街中等で撮影したトラックの写真を投稿する読者参加型コーナーとなっております。
撮影した写真を投稿する方法はＥメールまたは郵送となっています。
【Ｅメール】
【郵送】
〒170-8427
（株）芸文社 カミオン編集部
「トラック・フォトギャラリー」係
件名など分かり易い所に”お題”と明記の事
第３回のお題企画「ナイトシーン」
トラックフォトギャラリーのお題企画は３か月ごとに開催されます。
前回のお題企画は「ナイトシーン」でした。
掲載されたのは12名の方。
内容を見た全体的な感想は、
・スマホでもそれなりに写る ・無難な構図 ・多分、思っていた色目と違う
といったものです。
数名の方はスマホで撮影されており、最近のスマホの高感度性能の高さがうかがえます。
ただ、一眼カメラを使ってしっかり撮ったものとの差は少なからず出ています。
ゴーストの多さだけはどうしようもないですね。
採用された方の多くは明るさ、色目の違いに驚いたと思います。
これはカミオンの紙質によるものですので予測は非常に難しいでしょう。
第４回のお題企画「バックショット」
第４回のお題は「バックショット」です。
お題の概要は以下のとおり、
後姿が魅力的なトラックの写真 イベントでの写真は不可 過去に撮影した写真でもＯＫ
後姿については比較的撮影が簡単です。
ですから、同じような写真が多くなることが予想されます。
そういった条件の中で採用されるには被写体と写真両方の魅力が重要となってきます。
どうすればいいか？
魅力的なバックショット写真の例を挙げてみます。
なんだかんだで被写体は重要
バックショットは比較的撮影が容易です。
ですから、投稿数は多くなることが予想されます。
投稿される写真が多くなると目立つ要素が必要となります。
その一つとしてトラック選びは重要です。
ノーマルのトラックではなかなか目立つことが出来ませんが、派手な絵や文字が入っていると目立ちやすいです。
投稿する際はそういった目線から写真を選ぶと良いでしょう。
横構図が採用されやすい
トラックフォトギャラリーではレイアウトの都合上横構図の写真が採用されやすいです。
これはお題企画でも同様です。
ですから、撮影する際は横構図を心がけてください。
この場合、意識して欲しいのが撮影角度（横・後比）です。
一般的な横７：後３を基本に６：４、５：５等試してください。
８：２になると横が目立つので、お題の趣旨から外れることとなります。
※審議入り 複数台並びは良いか？
バックショット写真特有のものとして並び撮りがあります。
同じ会社やグループなど、見た目が揃った複数台を撮影するというものです。
ただ、これに関してはあまりお勧めできません。
撮り方によってはイベント写真っぽく見えてしまううえに、一台一台が小さく写るからです。
写るトラックも重要ですし、要求される撮影技術も比較的高いといえるでしょう。
困難な撮影ということで審議入り。
背景を生かす
全ての写真に共通するのが背景を生かすことです。
今回のお題企画でも、トラックだけをめいっぱい写す写真は多く投稿されることが予想されます。
そういった中で目立つなら背景を生かしましょう。
市場、港、工場、路上・・・どこでも良いです。
背景がうるさい街中で撮るよりも、郊外の何もないような場所で撮った方がトラックは引き立ちます。
また、車庫内のようにコントラストが強い場所は避けた方が良いといえるでしょう。
場所探しも重要！
是非、良い場所を見つけて撮影して下さい。
お題企画の〆切は2024年2月29日
カミオン・トラックフォトギャラリー・お題企画「バックショット」の〆切は2024年2月29日となっております。
また、お題企画投稿の結果はカミオン2024年5月号にて発表となります。
大前提として基本は守って
「良い写真が撮れた」と思っても投稿に関する基本事項は守って下さい。
あくまでもカミオン・トラックフォトギャラリー内の企画なのです。
紙面上で公表されているのは、
×イベント会場での撮影 ×掲載許可が得られていない車両、場所 ×部分アップのみ ×ギリギリまたは見切れている ×人物が目立つ ×画質が荒い・サイズが小さい ×画像加工やスタンプ
といった写真はＮＧという事です。
これに加え、
・ピント
・露出
・1台
・余計なもの
・横写真
・風景
・何をしている？といったことも意識してください。
では健闘を！
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