読んだ本どうする?
日常的に読書をする人、何か気になる本があって購入する人、本を手にする機会は度々あると思います。
街の本屋に行けば気になる新書が沢山ならび、ネットを見ていると新書の広告が入ります。
予定せず買ってしまう事もあるかもしれません。
さて、、
読み終わった本はどうしていますか?
また読むだろうから本棚?
メルカリ?
誰かにあげる?
「また読む」の”また”は永遠に来ない
多くの人が「また読むだろう」と考えて自宅の本棚に収納します。
しかし十中八九いえるのは「また読むだろう」の”また”は永遠にきません。
なぜなら人は新しい刺激を求める為、一度読んだ本よりまだ読んだことが無い本に興味が移るためです。
沢山本を読む人なら尚更そうでしょう。
限られた時間の中で優先順位を付けるのなら一度読んだ本は後回しになる傾向になります。
ですから、「また読む」といって自宅の本棚に並べるのはお勧めしません。
本は劣化しますし、数が増えると住宅を傷めます。
「これだけは手元に置いておきたい!」という自身にとって大切な本だけ置いておき、あとは処分した方が良いです。
メルカリに流しても良いけど
本を処分する時どうしますか?
資源ごみに捨てる?
とんでもない。
本には先人の知恵が詰まっています。
ですから、有効活用しましょう。
最近はネットで簡単に個人売買が出来ます。
ネットフリマサイト”メルカリ”を見ると沢山の本が出品されていますので、読んだ本をリユースしている人も多いでしょう。
例え購入価格の半分でも手元に戻れば、新しい本を買う際に助かります。
これも一つの方法です。
自身の中で上手く回転させれば、同じ予算でよりたくさんの本を読むことが出来ます。
最適解は「街の図書館」にある
読み終わった本のリユース先として最適なのが街の図書館です。
どこに自治体にもありますね。
市立図書館や区立図書館などがそうです。
そういったものが無ければ都道府県の図書館でも良いです。
こういった図書館の多くは”寄付本”を受け付けています。
本を寄付すると何かいいことがあるかというと、物理的にはありません。
感謝はされると思いますが、お金を貰えるわけでもありませんし、別の本と交換してもらえるわけでもありません。
ただ、ここは考えを変えてみましょう。
自身が良いと思った本が街の図書館にあり、
面倒なメンテナンスは代わりに図書館職員がやってくれ、
読みたいと思えば図書館へ行けばいいですしネットでも予約できる。
※ネット対応の図書館に限る
イメージとしては自分の本棚の一部が図書館にあるような感じですね。
街全体の知力の向上
知識を持つという事は人生を豊かにしてくれます。
こういった意味で街の図書館は知識の宝庫です。
誰でも、
無料で、
色々な本が読める。
こんな便利なものは利用しない手はありません。
そこに、自身が良いと思った本が追加され、誰かがその本を読んで共感してくれる。
その本がきっかけで、
将来人類に役立つ発明をする人が出るかもしれない。
地元から総理大臣が生まれるかもしれない。
こう考えると夢は広がりませんか?
この夢はメルカリ販売では手に入らないものです。
知は力です。
地域に知識人が増えるとそれだけ豊かになります。
知の中心である街の図書館に良い本を寄付しましょう。
街の図書館が求める本
街の図書館が求める本は皆が読みたいと思う本、最適な資料です。
「オレはこの本が好きなんだ!」といっても求められていない本を持っていくのは止めましょう。
参考までに地域の図書館で求めている本を聞いてみました。
基本的にはどういった本でも受け入れますが、受け入れできないのは以下のような本です。
・既に所蔵があるもの
・劣化、破損、カビ、汚損、書き込みなどがあり保存・利用が出来ないもの
・刊行後、相当期間が経過しているもの、又は改版により資料的価値が失われているもの
・CD、DVD、ビデオテープ等の音声・映像資料で図書館の利用にあたり著作権者の承諾が得られていないもの
・一般的な雑誌
・コピー、および複製本
・その他、図書館の蔵書として相応しくないと思われる資料
詳しくはお近くの図書館へお問い合わせください。
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