BTOパソコン・アプライド katamen-432856レビュー

ネット、パソコン
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新しいパソコンを買う

 

新しいパソコンを買った話です。

 

現在使用しているパソコンのOSはWindows10 home

このWindows102025年10月にサポートが終了する予定です。

 

「サポートが終了したから、すぐに使えなくなる」ってことはないのですが、何らかの”不具合”が出た際に慌てたくないというのもあります。

 

 

パソコン自体も古くなったのでちょうど買い替えの時期かと。

電源もいい騒音出している・・・

 

ということで、10年ぶりの大きな買い物。

”新しいパソコン”を調べ始めるのでした。




 

 

アプライドって・・・?

新しく買うパソコンの情報はネットを使って調べていたのですが、様々なパソコン関係のサイトを見ているうちに「パソコンの広告」がたくさん入ってくるようになります。

側面とか、記事の間とか・・・もう、いっぱい出てきます。

 

 

もはや、ネットを触る人間の個人情報からエッチな趣味までまる裸になる時代。

ちょっと“パソコン”を調べようものなら、これでもかとパソコンの広告が入ってくるので困りものです。

 

余計な広告は本当に邪魔!

 

ただ、その中で「メモリ倍増キャンペーン!」を全面に出していたのアプライドという会社に目がとまります。

 

「アプライド?知らない・・・」

 

 

 

10年ほどパソコンの情報には触れてこなかったので、”アプライド”と言われてもどんな会社なのかよくわかりません。

 

なんだか、東証に上場して配当も出ているので、ちゃんと収益出している会社みたいです。  

 

他にも認知していなかったけどパソコンを売る企業は多いみたい。

NECとか富士通じゃないのね。

 

まさに「浦島太郎状態」です。

 

 

アプライドはどうやらBTOパソコンを中心に販売している会社みたいです。

 

BTOパソコンといえばDELLとかHPぐらいしか思い浮かばない。

古い?

 

マウスコンピュータもマイナーなイメージしか持っていませんでしたが、最近はずいぶん大きくなったみたいです。

 

 

「メモリー増量キャンペーン」

という言葉。

ここ10年画像アプリケーションの高性能化によって、ひたすらモタつき感に悩まされた身としては、これ以上に”甘い言葉”はなかったのです。

 

「メモリー増量」

いい言葉。

 

 

 

 

パソコン選びに重要視したもの

パソコン自体は、無くてもそれほど生活に支障が出るわけではないです。

 

自身の回りに持っていない人も多い。

 

 

まあ買わなくてもなんとかなる家電製品です。

 

そんな感覚なので、”今”動かないと1年、2年・・・と買い替えが延びてしまいそうな気もします。

 

勢いが大事な買い物って色々ありますね。

特に高価なものは”勢い”が重要。

 

 

ただ、どんな製品でもいいというわけではありません。

「安物買いの銭失い」となるのはもったいない。

 

事前の調査が重要です。

 

買う目的と、今足りないもの(欲しい性能)を整理すると・・・

 

 

こんな感じ。

 

この中でコストに一番影響しそうなのが「生成AIで画像を生成したい」という要求。

 

生成AIをローカルで使いたい場合は高性能なグラフィックボードが必要なのです。

これがすごくお高い。

 

ヘタしたら、本体価格の半分以上を占める製品もあったり、なかったり・・・

 

生成AIで画像を生成するのに、最低限このぐらいは必要かと思って選んだのはkatamen-432856という機種。

その、スペックを見てみましょう。

 

<もう売り切れみたいですが・・・>

   

 




 

katamen-432856のスペック等

 

Katamen-432856のスペックは以下の通りです。

 

気になるグラフィックボードは、GeForceRTX4070Super12GBが搭載されています。

多分、画像生成AIをローカルで動かすことができる。

 

なお「ネット経由で画像生成AIを使う」という方法もあるのですが、今のところ無料でガンガン使えるいいサービスがないので諦めです。

 

では、スペックの確認。

 

 

こんな感じ。

書いてある内容がわかる人は、若干でもパソコンの知識がある人かと。

 

コミコミでお値段229,800円

仕様を他のBTOパソコンと比べると安いほうだと思います。

 

でも、これだけ見ると高いなー。

 

 

 

  

カスタマイズの選択肢は少なめ

BTOパソコンの魅力の一つがカスタマイズ

”販売店が設定する範囲”でCPUやメモリーなどを変更することができます。

 

Katamen-432856についてはカスタマイズの選択肢は少なめだと思います。 

メモリーストレージぐらいであとはあまり変更できない。

 

<katamen-432856のカスタマイズ画面>

 

アプライドの製品はこういったものが多いので、選択肢を少なくしてコストを落としているのかもしれません。

こういった”集中化”も安くするための手段になるかと。

 

なお、キャンペーン等で値引きやサービスが設定されていますが、カスタマイズの部分で選択しないとキャンペーンの内容が反映されません。 

注文時には十分注意しましょう。

 

<キャンペーンの内容:必ず選択しましょう>

 

 

 

マウスでポチって2週間

BTOパソコンはカスタマイズが可能であるため、注文してからメーカーが制作にかかります。

在庫があってすぐに発送されるわけではありません。

このあたりはBTOパソコンを販売している会社共通。

 

 

Katamen-432856についても注文してから約2週間で発送されました。

なお、注文時に追加したのは64GBのメモリー

これでLightroomNX-Studioも動かしやすくなるのでは・・・と期待。

 

 




 

マウス・キーボードも別途です

Katamen-432856マウス、キーボードも別売りです。

このあたりもコストカットの影響が・・・。

 

まあ、マウスやキーボードは近所の家電量販店に行って好きな製品を買ってきてもいいですし、今使っている製品を流用してもいいです。

 

 

このあたりは購入する人によって事情が違うでしょう。 

よくわからないキーボードやマウスが付いてくるよりはいいです。 

 

 

付属品はこんな感じ

katamen-432856の付属品は以下の通りでした。

 

<付属品一覧、電源ケーブルは写っていません>

 

立派なマニュアルも、タッチおじさんビデオもついていません。

自分で組み立てて、パーツについていた部品とコピーマニュアルを付けたみたい。

  

 

01~14までは紙媒体です。

 

ほとんどがコピーなのか、自社でプリントアウトしているのか・・・・コストカットを感じさせてくれる品質です。

まあ、何度も見なおすものではないので、個人的にはコピーでも問題なし。

 

ただ、”知識0”で買ったパソコンにこれしかついていなかったら発狂するかもしれませんね。

  

付属の資料については、重要なことも書かれているので”電源を入れる前”に目を通しておきましょう。

 

 




 

 

側面パネルはガラスにて取扱注意

katamen-432856ゲーミングパソコンの要素もあるようです。

 

ゲーミングパソコン動きの速いゲームを快適に動作させることができるパソコンのことで、CPUグラフィックスカードメモリーストレージなどが高性能です。

またゲーミングパソコンは見た目も派手なものが多いです。

 

<ゲーミングパソコンとは?:PC WARP公式サイトより引用>

 

そんなわけでkatamen-432856のタワーケースの側面がガラスでできており、パソコンの中がよく見えます。

中を光らせて楽しむ仕様。

 

個人的にはスチールラックの中に入るとほとんど見えないので必要ないかも。

 

<側面がガラスで内部が良く見える>

 

気になるのはガラスでできているので、増設時などに割ってしまわないか心配です。

 

なお、発送時に保護シートが張り付けられているのですが、全てはがすためには一度ガラスパネルのビスを外す必要があります。

無理矢理はがしてもビスの部分だけは残りますのでご注意ください。

 

プラスドライバーを準備しましょう。

 

 

 

CD・DVDドライブどうしましよう

katamen-432856には外部ドライブベイ(DVDとかが付けられる空間)が無いため、内臓DVDドライブの取り付けができません。

パソコンでDVDを見ようと思ったら、USB等で接続する外付けDVDドライブが別途必要となります。

 

 

この点に関しては、DVDドライブをどの程度利用するかによって評価が分かれると思います。

 

ハードウエアのドライバやアプリケーションがCDやDVDで用意されている場合は、別のパソコンでUSBメモリーにコピーして使用するのもひとつの方法です。

 

ということで、DVDドライブについては保留。

アプリケーションのいくつかは、DVDドライブを使わなくてもインストールできたのでしばらく様子見です。

 

 

 

スマホ等 別のデバイスで確認できるMicrosoftアカウントが必要

katamen-432856にはWindows11Homeがインストールされていました。

 

ただ、Windows11が搭載されたパソコンは、使用する前に初期設定が必要となります。

 

初期設定時に必要となるのは以下のもの。

 

この2つはパソコンが届くまでに準備しておきましょう。

 

なお、初期設置時にEメールが届きますので、手元のスマホ等で「Microsoftから届くEメールを閲覧できるように」しておいてください。

 

最初に電源を入れると、強制的に初期設定へと進みます。

 

 

あとは・・・

初期設定時にMicrosoftから「あれ買え」「これ買え」と勧誘がありますので必要がないものを買わないようにしましょう。

 




 

 

早いうちにWindows11の認証をしよう

Windowsを使うためにはライセンスの認証が必要です。

Windows11に関しても同様なのですが、インターネットに接続されていれば自動的に行われます。

 

ただ、なんらかの不都合、不手際等で認証されていない可能性もありますので、早いうちに認証状態を確認しておきましょう。

 

ライセンス認証は、次の手順で確認できます。

 

初期設定時から180日でライセンスが切れるので注意しましょう。

 

 

 

増設ストレージはどこに入る?

以前から、写真等のデータについてはOSとは別のストレージ(内蔵HDD)に保存するようにしています。

 

そのため新しいパソコンへのデータ移動は内蔵HDD自体を移動させるだけで済みます。

※増設スペースのない省スペースパソコンノートパソコンを選ばなかったのはこのため。

 

 

以前のパソコンはしっかりしたマウント内蔵HDDを固定できたのですが、katamen-432856については増設ストレージが入るであろう部分がただの空洞

 

3.5インチサイズでマウントしやすいようにレールはあるようですが・・・それだけです。

また、マウント部分にビス穴は開いているのですが、どこからビス止めするか謎(。´・ω・)?

 

まあ、動かすものでもないし「中に入ればOK」といった感じかもしれません。

 

katamen-432856のケース、正面から向かって右側のサイドパネルを外してください。

そして、シャーシ最下部に電源ケーブルが詰め込まれているので、取り出してください。

 

ケーブルがたくさん入っていますので傷つけないように!

 

電源ケーブルは結束バンドで縛られているので、一度取り外したのち不要なものは再度結束バンドで縛ります。

 

増設ストレージを入れると電源ケーブルをもとの位置に戻すのは困難になりますので、ある程度表側に逃がしてやるのもいいかもしれません。

 

 

今回はSATAのHDDを取り付けしました。

電源ケーブルはSATA用を接続します。

 

データ用のSATAケーブルは、別途付属品セットの中に入っていますのでそちらを使用してください。

 

なお、搭載されているマザーボードにはSATAの端子が4か所ありますが、グラフィックボードの陰に隠れるため実質使えるのは2つです。

使わないのですがちょっと損した気分。

 

 

 

パソコンの電源を落としてもUSBに給電する設定

アプライドのパソコン全体に共通していることかもしれませんが、初期設定で「電源を落とした際にUSBに給電する設定」となっています。

ですから、USB給電のスピーカーは電源が入りっぱなし

夜中も電源LEDが点いたままで、まあまあ眩しいのです。

 

katamen-432856には[AsRock]B760M PRO RS/D4というマザーボードが搭載されていました。

USBの給電についてはマザーボードのBIOSを変更します。

 

変更方法はドスパラの公式サイトを参考にしました。

 

気になる方は確認してみてください。

 

 

 

エレクトリカルパレードLED

katamen-432856にはLEDファンが内蔵されています。

 

電源を入れるとエレクトリカルパレードが始まるでしょう。

 

 

派手なのが好きな人はいいのですが、苦手な人にはいらない機能です。

個人的には視界に入って煩わしい

 

なお、LEDファンの光り方はASRRGBLEDというアプリケーションで操作できるのですが、英語版であるうえに、翻訳しながら設定してもうまく行かなかったので、完全に光らないようにしています。

 

タワーケース前面、電源ボタンの横にある小さなボタンを何度か押してください。

押すごとにLEDの発光色が変わっていき、完全に光らないようにすることもできます。

 

お試しください。

 




 

 

stable diffusionはローカルで普通に動く

処理能力が上がったことで操作の快適性を期待したのがLightroom6NX-Studio

 

NX-Studioについては、待ち時間がずいぶん短くなりました。

作業中に固まるといった不具合もなし。

快適です。

 

 

ただ、残念ながらLightroom6はインストールができなかったので確認ができませんでした。

買取版なので永久に使えるようにしてほしい・・・。

 

Adobeさん、よろしく。

 

 

また、画像生成AIのひとつであるstable diffusion

katamen-432856ではstable diffusionをローカルで動かすことができます。

あまり大きな画像は生成できませんが、ディスプレイサイズを1枚だけ生成するなら問題なし。

個人で楽しむ程度なら十分使えます。 

 

 

 

アプライドのパソコンはコスパがよいが知識0で買うのは厳しい

katamen-432856に関しては、

SPU Core i7RTX 4070 SUPERのグラフィックボード32GBメモリー(メモリー倍増キャンペーン)を搭載して229,800円なので、現時点の同仕様では最も安い部類になるかと思います。

 

 

参考までに他社の同等製品を調べると、

といった具合。

 

パソコンの性能に関しては、この3つだけではないので何とも言えませんが、カスタマイズ選択肢の少なさや、届いた付属品を見るとコストカットした分安く提供していると想像します。

 

ただ「ほかに比べて安い」からと飛び付くのはお勧めできません。

決して親切設計ではないため知識0で購入すると痛い目を見るでしょう。

 

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