福祉住環境コーディネーター 2級 合格テクニック 「合格のための勉強法」

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福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者に対して住環境の提案をする役割を担う資格です。

 

これから日本は超高齢化社会に突入します。

そんな中、高齢者や障害者に対する住環境の幅広い知識というのは必要となってくるでしょう。

 

介護やリフォームの現場でも役立つ福祉住環境コーディネーター資格は、住宅業界においても重要な資格となって来ます。

 

 

 

 

福祉住環境コーディネーター資格試験の難易度

 

福祉住環境コーディネーター資格1級~3級まであります。

 

合格率は2020年度のデータですと、

 1級12.8%

 2級46.8%

 3級66.8%

となっています。

 

 

1級に関しては、2級に合格していることが必須になりますので、まずは2級の合格を目指すことになります。

 

2級合格者しか1級の受験資格がありません。

そのうえでの1級合格率12.8%は、かなり難関であることを示しています。

 

 

 

 

 

目指すなら2級から

福祉住環境コーディネーターは、いきなり1級から受験することはできません。

 

1級受験2級の合格が必須だからです。

かといって3級では物足りませんので、お勧めは2級からの受験です。

 

 

覚える内容もそれなりにあり福祉介護障害住宅施設に関する知識もつくでしょう。

また、2級合格者には、介護保険法で住宅改修に必要「理由書」の作成が認められています。

 

実務的な意味からも、2級から受験することをお勧めします。

  




 

  

福祉住環境コーディネーター資格試験

 

福祉住環境コーディネーター2級受験資格は特にありません。

誰でも受けることが出来ます。

 

試験の範囲は、

「福祉住環境コーディネーター2級公式テキスト」

から出題され、試験の設問は多肢選択の、マークシート方式です。

 

 

 

 

制限時間は90分100点満点中70点以上を取ると合格になります。

試験は年2回にありますので詳しくは東京商工会議所のホームページでご確認ください。

 

 

試験会場は主に各都道府県の商工会議所で、詳細は受験票に記載されてきます。

試験会場は多めなので、遠くまで出向く必要はなさそうです。

 



 

 

 

福祉住環境コーディネーターの勉強方法

 

試験の範囲

「福祉住環境コーディネーター2級公式テキスト」

から出題されますが購入は不要と考えます。

 

出題内容の多く過去問やそれをアレンジしたものが出るため、基本的に過去問をしっかり勉強しておけば、70点は取れるはずです。

試験のために買う問題集は最新のものとしてください。

 

 

公式テキストも何年かに1度改定されています。

古い問題集ですと改定部分が反映されておらず、答えを間違える可能性がありますので注意してください。

 

今回の試験に向けて

「U-CANの福祉住環境コーディネーター2級過去&予想問題集」

を購入しました。

 

  

試験の問題集は設問より解説がたくさん書かれていることが重要です。

答えだけ分かっても、なぜその答えに行きつくかの過程が大切なのです。

そういった意味でも、この問題集は最適。

 

 

実際の勉強方法は、問題集を頭からこなしていきます。

新規問題が161問に、追加で過去問がありますので、まあまあのボリュームです。

 

夏の受験に向けて1月から準備したので時間は十分にあります。

問題をこなしながら、分からない問題に付箋を付けていくという方法をとりました。

それを何回か繰り返し、その問題が分かったら、都度付箋を外すという手法です。

 

 

1回目、ひととおりやったのですが、思った以上に付箋が付きませんでした。

 

専門用語のところはなかなか答えられませんでしたが、建築のところはわりと一般的な常識を問われるのである程度分かります。

建築士など建築系の資格を持っていればもちろん答えられますが、仮に持っていなくても生活で使うような建築の用語が問題に出てくるのです。

ですから1回目を終わった時点で、付箋は半分ぐらいしか付きませんでした。

 

 

 

2回目は思い切って付箋の付いた問題だけを解いてみます。

 

1回目ほどではありませんが、結構わかる問題が増えており、かなりの付箋が外れました。

この時点で残っていた付箋は50枚ぐらい。

よく考えてみると161問中110問程度は答えられるのでこの時点で合格ラインぎりぎりです。

2回目でこのレベルならあと1、2回繰り返せば合格ラインを余裕で突破できそうです。

 

 

3回目も付箋の付いた問題だけを解いていきます。

 

このあたりになると自身の苦手な分野が分かってくると思います。

ですから、3回目が終了した時点で、その分野を集中的に勉強するのも良いかと思います。

 

 

 

4回目は最後の仕上げとして再び問題集をひととおりやってみます。 

 

全く問題ありません。

70点どころか100点取れる勢いでした。

この時点で試験日まで1ヵ月残っていましたが、「もう勉強する必要はないのでは?」と思うほどです。

1月から試験勉強を始めましたが、もう少し遅くても十分間に合うかもしれません。 

 

 

  

 

 

試験日を迎えて

試験日の直前に勉強してもあまり効果はありません。

 

あとは体調を整えるのと忘れ物に注意するだけです。

最期に持ち物を確認します。

 ・受験票

 ・身分証明書(免許証など)

 ・筆記用具

あとは試験に臨むだけです。

 

 

  

試験が始まり、一つ一つ問題を解いきます。

結局、全部解くのに40分もかかりませんでした。

周りを見ても皆座っています。

 

確か途中退席が可能だったはずなのですが、あまり考えていなかったので時間を把握できていませんでした。

しばらくすると1人立って退席をしたので、それに続きます。

これで試験は終了しました。

 

 

 

結果は・・・合格

かなり楽勝な資格試験でした。

 

 

 

福祉住環境コーディネーターのこれから

超高齢化社会を迎えていく日本にとって、福祉住環境コーディネーター資格は、重要度を増していくと思います。

 

現在はこの資格だけでは何もできませんが、将来的にはいろいろなことが出来るようになるかもしれません。

それと共に資格試験も難しくなっていくことが予想されます。

 

ただ、建築士宅建士を持っている人ならほとんど勉強しなくても通るでしょう。

資格を取得するなら早めがお勧めです。

 

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