生成AIで簡単に映像が作れる時代
現在、多くの生成AIが簡単に使えるようになりました。
言葉を入力したり、画像や動画を読み込ませることで様々なものが出力できます。
絵心や高価な画像アプリケーションがなくてもイラストやチラシなど作成できて便利ですね。
ただ、使用にあたっては十分注意したいです。

生成AIがネット上で公開された当初から、生成物の著作権について大きな議論となっています。
生成されたものは・・・
どこまで著作権があるのか?
誰に著作権があるのか?
どこまで原作に似ているか?
など、議論は尽きません。
人類の救世主となるのか?
または、人類を滅ぼす存在となるのか?
永遠のテーマとなりそうです。
ワンピース
皆さんの多くがご存じの漫画「ワンピース」
1997年に連載が開始されたこの漫画は壮大なストーリーと、人間ドラマ、作り込まれた伏線が魅力といえます。

「ひとつなぎの大秘宝」をめざした冒険物語は、始まってから既に30年近く経ち、物語は佳境を迎えているといえます。
物語の終わりについては、作者の発言や連載誌の節目などからあと3~5年程度という予想が立っていますが、正式な発表はありません。
多くのファンが楽しみにしている「ワンピース」の最終回。
果たしてどういったものになるのでしょうか?
「ワンピース」はサッサと完結させた方が良いと思う
さて、いきなりですが、「ワンピース」はサッサと完結させた方が良いと考えています。
理由として挙げるのは「生成AIの台頭」で、これ以上、進化が進む前に人間が作った作品として終わらせた方が良いと考えるからです。
「人間が考えたストーリーが生成AIで終わる」って何か腑に落ちない。

現状、多くの二次創作が生成AIを利用して作成されています。
生成AIを利用した二次創作のハードルはどんどん下がっており、高価なGPUを搭載したパソコンから普及帯のパソコンへ、そしてスマホへと入力機器は簡単な方へ向かっています。
それに伴い、多くの人が生成AIを利用し、同時に生成AI自体がどんどん賢くなっていきます。
これはある意味問題です。
起こりうることを考えてみましょう。
原作者の意図しないストーリーが発表される
二次創作の多くは原作を踏まえたうえで別のストーリーを作るというものです。
ですから、状況も展開も様々。
中には原作者の意図しないストーリーが問題になることもありますね。

”ドラえもん最終回事件”
なんてのはよく知られるところ。
生成AIが二次創作に絡むことにより、
作品に尊敬が無い人間や、
有名になりたいだけ、
お金が欲しいだけの人間も参入してきます。
今まで「二次創作を作るためには、最低限絵を描けることが必須条件」というのが一つのハードルとなっていたのですが、生成AIの出現によりこれがなくなります。
ですから、原作者の意図しない(過激な)ストーリーなんかは今後どんどん出てくると考えます。
生成AIは一つではない
現在、多くの生成AIが無料で利用できます。
生成AIによって得意不得意がありますが、イラストや写真の生成は多くの生成AIで可能です。
これが何を意味するかというと、既に苛烈な生成AIのシェア争いなっており、より賢く使いやすい生成AIが広がっていきます。
ですから、現状起こっている問題を止める術がありません。

“A”という生成AIが何らかの問題を起こしたとしても、その問題が世界的に知れ渡るころには止められないほど広がっています。
問題が広がる間に”B”、”C”、”D”といった生成AIが同じ問題を起こすからです。
これは既に止まらない流れです。
漫画の二次創作に限らず、生成AIによる様々な弊害は今後さらに増えると考えます。
生成AIが自動的にストーリーを考え始める
現状、多くの二次創作は生成AIを利用する人間の指示にしたがって画像や映像を生成します。
ですから、生成AIはあくまでも人間が行う創作の補助であり、全くゼロからの創造は含まれません。

しかし、今後は生成AIが自立してストーリーや画像を作成し始めます。
こうなると人間では太刀打ちできません。
24時間365日休まず働き
集中力が落ちることも無く
気分の落ち込みや、病気、体力の低下も無く
制作スピードは人間よりはるかに速い
どう頑張っても無理ですね。
これが何を意味するか?
ネット上におびただしい数の二次創作が溢れ、原作がどれか分からなくなる時代が来るという事になります。
いずれ創作物の多くは生成AIの後追いになる
生成AIは優秀です。
原作を学習させ、その後の展開を最も人々に共感できる形で作成し、バリエーションを加えて数百単位で出力できます。

原作者が悩みに悩んで絞り出したストーリーより、売れるものをどんどん出してきます。
もはや原作者の代わりがいると言っていいでしょう。
自身で考えるより生成AIに考えてもらった方が良いと考える原作者が出て来てもおかしくありません。
ストーリー:生成AI
キャラクターデザイン:生成AI
イラスト:生成AI
声:生成AI
音楽:生成AI
将来的に多くがそうなるのではないでしょうか?
AI時代に「ワンピース」はサッサと完結させた方が良い
「ワンピース」は世界的にファンが多い作品です。
ただ、この作品は連載中であり、今後のストーリーがとても重要です。

ここに生成AIが台頭してくると様々なストーリーが二次創作として作られます。
中にはファンに共感を得るものも出てくるでしょう。
これまでのストーリーや人間関係を学習させた生成AIが、素晴らしいストーリーを生成するかもしれません。
「原作者の尾田栄一郎先生ならそれ以上の話を用意しているに違いない!」
と信じたい気持ちは分かるのですが多勢に無勢。
出てくる二次創作の数が違いますので、さきほど話したとおり、最悪二次創作に埋もれてしまう可能性も捨てきれません。
今までどおり坦々と話を進めていくのが良いのか?
これ以上二次創作が氾濫する前に完結させた方が良いのか?
判断は非常に難しいといえます。



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