ニコンのミラーレスZシリーズは優秀だけど、しばらくはDシリーズの方が有利だと思う理由

機材レビュー

Z6Ⅱ買ったよ。

ニコンZシリーズ

ニコンのZシリーズは優秀なカメラだと感じます。

 

例えば、Z6Ⅱを例にとると、同等画素数のD780に比べ、

 ボディ内手振れ補正

 ファインダー倍率

 フォーカスポイント

 縦位置グリップ

といった点で優れていると考えます。

 

また、ZシリーズのマウントFTZを装着すれば、Fマウントのレンズが使えるというのも大きいです。 

現状、一眼レフのDシリーズFマウントレンズも、2年以上新機種が発表されていませんので、ニコンとしてもミラーレス一眼のZシリーズに集約していっているように感じます。

 

では、この先を見越して、自らの資産をZシリーズに集約させるというのはどうなのでしょうか?

 

Zシリーズにまとめるのはマズい?

 

高性能だけどシステムチェンジは早い

Zシリーズは全般的に高性能ですが、ある程度Fマウントレンズを持っている場合は、まだシステムチェンジする時期ではないと考えます。

理由としては、

理由1価格

理由2レンズバリエーション

理由3天体撮影

理由4使えないレンズ

といったものが挙げられます。

それぞれ説明しましょう。

 

価格

ニコンZシリーズは高性能ですが、まだまだ値段が高いと感じます。

 

導入が中高級機からでしたので、レンズもスペックの高いレンズから製品化されています。

ボディでいえば2018年に発表されたZ6Z7が現役です。

また、ボディやレンズも中古のタマ数が少ないため価格設定が割高です。

 

最初の1台を、Zシリーズで始めるなら問題ないのですが、Dシリーズからシステムチェンジするなら、少し待っても良いと思います。

あとちょっとの性能にこだわらなければ、D750+Fマウントレンズの組み合わせの方が、同じ費用でより多くの機材を揃えられるからです。

 

「良いんだけど高い」というのが、現在のZシリーズの印象です。

確かに中古は少ない。

 

レンズバリエーション

レンズバリエーションも、個人的にはまだまだ足りていないと考えます。

 

汎用性の高い焦点距離のレンズは揃ってきたのですが、用途が限られるレンズについては、まだ製品化されていません。

例えば、

 300mmF2.8

 500mmF4

 魚眼

 12mm以下の超広角

 F1.4シリーズ

というのがあります。

一部については、他社マウントのレンズマウントアダプターを装着することにより取り付け可能ですが、できればZマウントの製品を使用したいものです。

 

また、中華レンズがいち早く対応してきているようですが、MF限定だったり、評判がイマイチの製品があるようですので、よく調べてから買わないと痛い目を見ます。

 

最も望んでいるのは、シグマの参加なのですが、現時点でそういった情報はありません。

ニコンとシグマは色々あったので、この点はあまりツッコまないようにします。

 

 

天体撮影

天体写真を撮影する際、Hα線透過フィルター搭載のカメラが欲しくなります。

DシリーズではD810Aという天体写真撮影に特化したカメラがあったのですが、Zシリーズにはまだありません。

 

あの赤色は、通常のDシリーズでは表現できませんし、画像アプリケーションで無理矢理色付けすると、違和感が出ます。

 

Zシリーズは高画素化されていますし、大口径のレンズも作りやすいはずです。

もう少し、大口径レンズのバリエーションが増えたら、次は天体写真用Zシリーズかな?と期待しています。

 

とはいえ、まだまだ一般向けのレンズも種類が少ない状態ですので、Zシリーズに天体撮影用のモデルが出るとしても当分先かもしれませんね。

要望がニッチ過ぎ・・・

 

使えないレンズ

ZシリーズのマウントにFTZを装着すると、Fマウントのレンズが使用できます。

 

ただ、これにも多くの制限があります。

例えば、

レンズ内モーター非搭載のレンズはMFになる

サードパーティーのレンズで不具合が多い

非CPUレンズでは絞り優先とマニュアル露出しか使えない

というのがあります。

 

大まかに書きましたので、今持っているレンズが完全な状態で使えるかどうかは、個々に確認した方が良いです。

とにかく、古いレンズ資産に制限がかかるというのは痛いですね。

使えないとショック!

 

しばらくはDシリーズが有利

このようにZシリーズは、ZシリーズボディZマウントレンズの組み合わせで最高のパフォーマンスを発揮します。

ですから、Zシリーズの性能をフルに生かそうとすると、Zマウントレンズが欲しくなります。

 

ただ、歴史が浅いのでレンズのバリエーションが少なく、価格も割高なのです。

 

単体比較であれば、Zシリーズの方が綺麗な写真が撮れると思いますが、写真はカメラ以外の多くの機材も使って撮影するものです。

そう考えると、レンズの種類は多い方が有利ですし、同じ予算でも多くの機材を揃えられるDシリーズの方が有利です。

 

現状でもZシリーズを使用しないと撮影できない写真があることは確かですが、カメラの性能にそこまでシビアな人はごくわずかだと思います。

カメラは所詮道具。

Zシリーズはいいカメラだと思いますが、システムチェンジするにはまだ早いと感じます。

 

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