個人売買サイト
日本でヤフーオークション(現在はヤフオク)のサービスが開始されたのが1999年。
その後も様々な企業が個人売買サイトに進出してきました。
国内ではメルカリ、モバオク、ラクマ、セカイモン・・・。

それぞれ仕組みや手数料、配送方法の違いなどありますが、シェアでいうとヤフオクとメルカリが圧倒的に多いです。
アクティブなユーザー数でいえばヤフオクが1,885万人、メルカリが1,954万人と言われています。
他の個人売買サービスが100万人単位なので圧倒的です。
ユーザーは多い方がいい
個人売買をする際、ユーザーは多い方がいいです。
売りたい場合は、欲しいという人がひとりでも多くいる可能性が高まります。
また買いたい場合には、出品数が多いので選択肢が広がりますし、ちょっと珍しいものでも出品される可能性があります。
より適正な価格で売買したいと思うならユーザーの多さは大切です。
逆に適正価格から外れたものを探すなら、ユーザーの少ないサイトを利用するのも一つの手です。
適正価格が分かっていない人があり得ない価格で出品する可能性がありますし、競争相手も少ないので買える可能性は高くなります。
ヤフオクとメルカリの特徴
ヤフオクとメルカリ、それぞれの大まかな特徴を比較してみました。
項目 | ヤフオク | メルカリ |
---|---|---|
売買方式 | オークション方式 | 定額方式 |
終了時間 | あり | なし |
値下げ交渉 | 場合による | あり |
プラットフォーム | パソコン優先 | スマホ優先 |
匿名発送 | 可能 | 可能 |
落札手数料 | 8.64%または10% | 10% |
月額利用料 | 0円または508円 | 0円 |
大まかなところはこんな感じです。
一番大きな違いは、オークション方式か、定額方式かの違いでしょう。
カメラやレンズを買うならヤフオクの方が良いと思う理由
カメラやレンズの中古品には以下のような特徴があります。
・同じ製品でも状態によって値段が変わる。
・同じ製品でも付属品の有無で値段が変わる。
この2点から言えることは、製品の状態や付属品の有無で、一定の相場が出来るという事です。
例えば、10,000円のレンズならちょっと使い込んだ状態なら9,000円ぐらいかなとか、箱と説明書があるから11,000円ぐらいかな、というふうに一定の相場が出来るのです。
一定の相場が出来た場合、メルカリのような定額出品ですと相場より安い商品を探したくなります。
そんな時は製品名を入れて絞り込むという作業を何度も何度も繰り返します。
これが結構手間で、それぞれ状態や付属品が違うものがバラバラに並んでいますので、どれが本当にお買い得なのか見分けるのは困難です。
この、探す時間、手間が無駄というのがメルカリの最大の欠点なのです。
一方ヤフオクのようなオークション形式ですと、同一の製品をウォッチリストに加えて観察すると相場が分かってきます。
流通量の多い製品なら次から次へと出品されますので、相場あたりで待ち構えているとそれほど待たなくても落札できます。
なぜなら、カメラやレンズの相場は右肩下がりだから。
このように手間を考えるとメルカリよりヤフオクの方が圧倒的に便利なのです。
ただ、これは全ての商品に当てはまるわけではありません。
商品によってはメルカリの方が売買しやすい場合もあるでしょう。
一点モノや手作りの品などが多いのもメルカリの特徴です。
どちらを使う方が有利かは比較してみると良いでしょう。
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