関宿祇園夏祭り
関宿祇園夏祭りは、関宿の夏を彩る伝統行事です。
江戸時代には、京都祇園、住吉天神祭と並んで関西五大祭の一つとされ、文化年間には絢爛豪華な16台の山車が練り歩きました。現在は、中町三番町・同四番町・木崎・大裏の4台が練り歩き(巡行し)ます。
「そこまでが精一杯」と云う意味で使われる「関の山(やま)」と云う言葉も、この祭りの山車が語源となっており、山車が東海道をふさぎ、これ以上通るに通れない様子を現しています。
<観光三重より引用>

会場は東海道関宿街道沿い
関宿祇園夏祭りは、三重県亀山市、東海道関宿の街道沿いで行われます。
神輿の渡御、山車の巡行、子ども山車など昼から夜にかけて催しが開催されます。
開催日当日は、東海道(西の追分~東の追分)に車両は入れませんのでご注意ください。
スケジュール
2022年、関宿祇園夏祭りのスケジュールは以下のとおりです。
◆神輿の渡御 ※雨天決行
16日(土) 午後1時~5時 関神社~御旅所
17日(日) 午後1時~5時 御旅所~関神社
◆山車の巡行 ※雨天中止
16日(土) 午後5時~午後9時30分 街道一帯
17日(日) 午後5時~午後9時30分 街道一帯
◆子ども山車巡行 ※雨天中止
16日(土) 午後1時~午後2時 関の山車会館~旧落合家住宅
◆行灯飾り ※雨天順延
16日(土) 午後6時~午後8時30分(点灯時間)
見どころ
関宿祇園夏祭りのみどころは、山車の巡行です。
両日とも夕方5時ごろから4台の山車が練り歩きます。
また、祭りのクライマックスとして「舞台回し」が行われます。
関宿の山車は台車から上が回転する構造になっています。

これは県下の山車にはない構造で、最大の見どころのひとつです。
一度、見ることをお勧めします。
主に「舞台回し」をするのは、地蔵院、関神社、まちなみ案内所前となっています。
土日で回す場所は変わりますが、それぞれ場所を押さえておきましょう。
山車の巡行は雨天中止となりますので、ご留意ください。
また、巡行中に雨が降ってきた場合についても、早期撤収となります。
これ以外にも、普段は閑散としている関宿も当日は華やかな様相となります。
いつもと違う関宿を楽しむのも良いかもしれません。
交通アクセス
交通アクセスは以下のとおりです。
【公共交通機関でお越しの方】
JR関西本線・関駅下車、関駅前信号を渡り北向きに徒歩5分。
【車でお越しの方】
関小学校グラウンドが臨時駐車場となります。
国道一号線、小野川橋西詰信号より進入してください。
進入路が狭いのでバスや2tクラス以上のキャンピングカーは入れません。
また、地蔵院口からは入れませんのでご注意ください。
当日は交通誘導員が立っています。
駐車場の場所が分からない場合は確認してください。
コロナ禍の注意事項
2022年はコロナ禍での開催ですので、いくつか注意事項があります。
密を避け、手指消毒など感染症対策をしてください。
例年ですと、山車を4台の山車を並べて舞台回しを行うのですが、今年は個々に回します。
神輿は密集を避けるため、車両による渡御となります。
注意事項を守って祭りを楽しみましょう。

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