プラモデルや模型の撮影
プラモデルや模型が好きな人、沢山いるますね。
自身でいろいろ工夫して作成した作品ですので、写真に撮りたくなることもあるかと思います。
最近は撮影したものをSNS等で発信することも、当たり前になって来ました。
撮るならなるべくリアルに見せたいもの。
ということで、よりリアルに見せるにはどうすればいいか?
模型を撮影するポイントを紹介します。
構図とアングルで仕上がりがほぼ決まる
多くの写真にいえることですが、写真としての出来不出来は構図とアングルが影響されます。
特に模型など小さなものは、そのふたつで仕上がりはほぼ決まるといえるでしょう。
どれだけ模型作成のテクニックがあっても、構図やアングルが適当だと魅力は伝わりません。
逆にこのふたつがしっかりしていれば、模型の見栄えは随分変わってきます。
ということで、そのふたつにポイントを絞って見ていきましょう。

基本は人間の目線
模型の醍醐味のひとつとして、「いかに実物に近づけるか」というものがあるかと思います。
作成時も実物に見えるようにいろいろこだわるんですね。
では、撮影時はどうでしょうか?
どれだけ高精細な模型でも、撮り方を間違うと安っぽくなります。
模型を安っぽく見せないために重要なもののひとつにスケール感というものがあります。
更にスケール感を出すために重要なのは、人間の目線で撮る事であるといえます。
人間の目線するには視線を落とすと良いでしょう。
模型の縮尺から換算して高さ1.2m~1.6mあたりです。
1/100の模型なら1.2cm~1.6cmですね。
上から撮影するのも良いですが、まずは人間の目線を意識して撮影しましょう。

構図(背景)にこだわる
次は構図です。
構図で重要になるのは、どのあたりに模型を配置し、背景をどうするかということです。
特に背景は、リアルさを表現するために重要な要素です。
低めのアングルで撮影し、スケール感を意識したからといって背景がゴチャゴチャしていれば台無しです。

こういった場合に便利なのが撮影ボックスです。
模型撮影以外にも、ネットフリマのブツ撮りにも使えますので、利用頻度から考えるとコスパは高いと考えます。
この機会にいかがでしょうか?
また、撮影ボックスが無くても、代わりになるものは沢山あります。
100均で売っている模造紙なんかも使えますし、カレンダーの裏、白いシーツ、白い壁など工夫ひとつで背景の代用は出来ます。
色々試してみると良いでしょう。

屋外で撮るのもあり
背景に関しては屋外で撮影するのもアリです。
できれば晴天が良いでしょう。

注意点は光の方向を意識することです。
背景の関係で逆光となる場合は、影がきつくなるので注意が必要です。
白い紙やアルミ箔を段ボール等に貼ってレフ板を作るのも良いですね。
もう一点は、模型の破損に注意してください。
屋外は風がありますし、砂埃も舞います。
また、日光によって模型が熱せられ、変形する可能性もあります。
屋外ではこういった点に注意をして撮影してください。
構図とアングルは超重要
模型撮影において構図とアングルは重要です。
構図の中でも特に背景は模型のリアルさを出すために必須ですし、アングルはスケール感を出すために重要です。
最初にも書きましたが、この2つがある程度しっかりしていたら、写真としての仕上がりは随分良くなります。
あとはどうやって見せたいか。
「自分なりの見せ方」というのは、この2つの先にあります。
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