掲載の許可
写真集に他人の所有物等を載せる場合、掲載の許可が必要です。
これはトラックについても同様です。
ひとこと声を掛けておかないと後になって「消せ」ということになっても困りますからね。
印刷したものを消すのは不可能なのです。
出来ることといえば修正用にシールか何かで隠す程度ですね。
ですから許可は必須なのです。
掲載の許可は早めにやっておく
当然ですが掲載の許可は写真集の作成前にやっておく必要があります。
校正を決めたら掲載するデコトラが決まってくると思いますが、その時点では遅いことが多いです。
実際に所有者や運転手に会える機会は少ないので、ある程度いい写真が撮れたらその時点で話を持って行く方がスムーズに事が進みます。
掲載許可は早めにとるのが正解なのです。
掲載許可の時に準備しておくといいもの
掲載の許可をもらうのに手ぶらでは話になりません。
何も手土産を用意しろというわけではありませんが、持っていくと良いものを紹介します。
名刺
自身が何者か紹介するためです。
サンプル写真
自身がどのような写真を撮っているか知ってもらうためです。
実際に掲載したい写真
掲載する予定の写真があれば完璧なのですが、今からという場合もあります。
その場合はサンプル写真からこんな感じのものを撮って掲載したい旨を伝えるといいです。
実際に許可を貰う方法
実際に許可を貰う方法はいくつかあります。
いきなり話しかけると大概怪しまれます。
そこで、お勧めの許可取得方法を紹介します。
友人や顔見知り
デコトライベントに何度も参加していると自然に友人が出来ます。
また、名前は知らないけどよく話をする人とかもできてきます。
その人が掲載したいデコトラのオーナーなら話は早いです。
「写真集作るで写真使うよ~」「OK~」ぐらいのノリで話は終わります。
一番スムーズに掲載許可が撮れるパターンですね。
友人や顔見知りから紹介してもらう
このパターンもわりと話が通りやすいです。
掲載したいデコトラの所有者が、友人の友人だったりすると紹介してもらえたりします。
また、紹介の場合は許可が得られやすいです。
デコトラ撮影会の常連だと横の繋がりは盛んだったりします。
ちょっと聞いてまわるだけで、対象の人物にたどり着くことも珍しくはありません。
まずは友人に聞いてみましょう。
デコトラ誌の担当者に紹介してもらう
デコトラ誌の担当者と顔見知りになっておくとこういった手法も使えます。
業界内の情報にも長けているので掲載許可が得やすいデコトラとそうでないデコトラをよく知っています。
デコトラ誌の担当者からの紹介の場合、ほぼ100%の確率で許可が得られます。
掲載が難しいデコトラは事前に教えてくれますし、許可が得られる場合でもデコトラ誌の担当と同じように扱われるため簡単です。
自身がデコトラに乗っている身でないと、なかなか繋がることは難しいですが、担当者と顔見知りになっておくと心強いです。
デコトラ撮影会で突撃
あまりお勧めしない方法ですが、最後の手段として突撃するという方法もあります。
実際1冊目を作る前は無名すぎたので、この方法を多くとりました。
ポイントとしては
・デコトラの撮影会で声を掛ける
・一人でいる時に声を掛ける
・暇そうなときに声を掛ける
・最低限の敬語は身に着けておく
・断られたらサッサと退散する
これは必ず守ってください。
まず、断られることは無いと思いますが、極力断られるような行動は控えましょう。
掲載許可は出会い
収支関係なく写真集にするわけですから掲載許可は必須です。
いざ、書籍になってから嫌な思いをするのもさせるのもおかしな話です。
人間ですから難しい部分もありますが、同じ趣味の仲間同士仲良くしていくのが一番いいと思います。
掲載許可を得ることによって後々イベントで話すようになり、外には出ない面白い話を聞かせてもらえたりするかもしれません。
そう考えると、撮影許可を得るというのは一つの出会いだと考えます。
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