意図しない物価の上昇は続く
この冬は多くのものが値上げされました。
しかしまだその傾向は続きそうです。
2月も値上げが発表されていますのでいくつか紹介します。
湖池屋のポテトチップス
湖池屋が2022年2月1日納品分よりポテトチップスを値上げします。
平均値上げ幅は6~11%で合計22品が値上がりします。
対象商品は、
ポテトチップス(のり塩、うすしお、リッチコンソメ、ガーリック)
お徳用サイズポテトチップス(のり塩、うすしお、リッチコンソメ、ホットチリ)
お徳用すっぱムーチョ さっぱり梅味
カラムーチョチップス ホットチリ味
甘辛カラムーチョ ヤンニョムだれチキン
すっぱムーチョチップス(さっぱりビネガー味、さっぱり梅味)
KOIKEYA STRONGポテトチップス(サワークリームオニオン、鬼コンソメ、黒胡椒レモンチキン)
ジャガイモ心地(オホーツクの塩と岩塩、一番搾りごま油と岩塩、王道ポテトサラダ、瀬戸内青のりと天海の塩、富良野産生乳バター)
ポテトチップスは美味しいのですが、食べ過ぎると体に良くないので、この際減らすというのも一つの選択肢です。
J―オイルミルズ
J-オイルミルズが2022年2月1日納品分より、菜種油製品を1キログラム当たり40円以上値上げします。
家庭用菜種油製品 40円/kg以上
業務用菜種油製品 40円/kg以上
加工用菜種油製品 40円/kg以上
自宅ではやたらとオリーブオイルを使うのですが、いずれ価格が上がりそうですね。
ニップンのパスタとパスタソース
ニップンが2022年2月1日納品分より家庭用食料品等を値上げします。
値上げ幅は、
家庭用食品類 約2.5~4.0% 値上げ
家庭用パスタ、パスタソース 約2.0~9.5% 値上げ
乾麺 約1.5~5.5% 値上げ
となります。
パスタはよく消費するので値上げは辛いです。
これで小麦製品の値上げがストップすることを願うばかりですね。
日清フーズ
日清フーズが2022年2月1日より小麦製品を値上げします。
値上げ幅は、
乾麺製品 約6%値上げ。
パスタ、パスタソース製品 約3~9%値上げ
冷凍食品 約4~7%値上げ
となります。
日本ハム
日本ハムが2022年2月1日納品分よりハム・ソーセージ類を値上げします。
改定内容は
ハム・ソーセージ 40品目
加工食品 133品目
業務用商品 232品目
冷凍食品 19品目
で、5~12%の値上げとなります。
ハムやソーセージは好きなのですが、体に良くない食品としても有名なのであまり食べないようにしています。
美味しいんですけどね。
マルハニチロの冷凍食品
マルハニチロが家庭用冷凍食品を2022年2月1日納品分より値上げします。
対象商品は計99品
調理品 約2%~10%
農産品 約5%~23%
マルハニチロの冷凍食品はレベルが高いです。
特に冬は鍋をすることが多いので、マルハニチロの業務用鶏団子は必須ですね。
味の素冷凍食品
味の素冷凍食品が冷凍食品の出荷価格を2022年2月1日納品分から値上げします。
値上げ幅は約4~13%で家庭用冷凍食品の値上げは約7年ぶりです
家庭用冷凍食品
「ザ★ハンバーグ」や「ゆず胡椒のチキン香り揚げ」など、同社が展開する家庭用冷食のうち全体の約3割にあたる14品目が対象。
「エビ寄せフライ」「それいけ!アンパンマンポテト」の2品については容量を減らす実質的な値上げです。
「えびとひじきのふんわり揚げ」などの2商品で容量と価格を見直します。
業務用冷凍食品の値上げ対象は346品種で、米飯類を除くすべての商品が対象とります。
業務用の値上げは約3年ぶりで値上げ幅は約3~8%です。
日本水産(ニッスイ)
ニッスイが2022年2月1日納品分より、家庭用すり身製品・家庭用冷凍食品・業務用冷凍食品の出荷価格を改定します。
家庭用すり身製品 50品 約5~13%の値上げ
ちくわ・かに風味かまぼこなどの練り製品、フィッシュソーセージ類、チーズかまぼこ類(「活(いき)ちくわ」「海からサラダフレーク」「おさかなのソーセージ」など)
家庭用冷凍食品 63品 約4~13%の値上げ
弁当惣菜類・惣菜類・麺類・スナック類・冷凍野菜(「ほしいぶんだけちくわの磯辺揚げ」「わが家の麺自慢ちゃんぽん」「たこ焼き18個」など)
業務用冷凍食品 179品 約1~13%の値上げ
ニッスイの「ほしいぶんだけちくわの磯部揚げ」は美味しいです。
家庭ではなかなか出せない味ですね。
紀文食品
紀文食品は2022年2月28日納品分より、ちくわなどの魚肉練り製品と総菜製品を値上げします。
対象は、魚肉練り製品が362品、総菜製品が86品の計448品。
平均で8%の値上げです。
また、一部では価格は据え置いて容量を減らす実質値上げを行います。
紀文といえば練り物。
おでんの具には欠かせません。
値上げはとても残念です。
キッコーマン
キッコーマンは2022年2月16日納品分からしょうゆ等を値上げします。
家庭用、業務用合わせて、しょうゆ164品目を約4~10%値上げ、豆乳を約5~6%値上げします。
しょうゆは、代表的な「キッコーマン こいくちしょうゆ」(1リットル)を398円から420円に値上げします。
豆乳は「キッコーマン 調製豆乳」(同)を303円から319円へ値上げします。
アオハタのジャム
アヲハタは2022年2月1日出荷分からジャムを3~7%値上げします。
対象商品は35品です。
一例をあげますと、「55 イチゴ」(150グラム)の参考小売価格は251円から262円となり、「チョコホイップ」(100グラム)は225円から237円となります。
アヲハタの「オレンジマーマレード」にしばらくハマっていた時期がありました。
あの爽やかな甘酸っぱさが良いんですよね。
家庭用アルミホイル
東洋アルミエコープロダクツが2022年2月1日納品分より家庭用アルミホイルを値上げします。
値上げ幅は現行価格の15%以上です。

電力大手10社 電気料金を値上げ
電気料金は2月も上がります。
標準家庭の値上げ幅は、中部電力ミライズで、前月に比べ351円高い7657円となり同社の上げ幅としては過去最大です。
次いで大きいのは東京電力エナジーパートナーの330円、東北電力は262円、沖縄電力も247円上がります。 値上げ幅が一番小さい北陸電力でも78円の引き上げとなります。
個人でできる防衛策
物価の上昇は世の中の大きな流れですので、文句を言っていてもどうしようもありません。
要は、その上昇に見合った生活をするしか無いのです。
毎度のことながら出来ることは、支出を抑える事しかありません。
いくつか紹介しますので参考にしてください。
単価の高い店では買わない
単価の高い店で買わないのは買い物の基本ですね。
今回、値上げされるものは食品関連が多いですね。
よく消費するものはまとめ買いがお勧めです。
普段から安い店をリサーチしておくと良いです。
値上げ前に買う
単価の高い物は値上げ前に買うと良いです。
といっても、食料品が中心なので単価が安いものが多いですね。
ですから、この方法はあまり使えないかもしれません。
値上げ前に多めに買って余ってしまい、破棄しているようでは何のための節約術か分かりませんからね。
電気毛布を使う
電気、ガス料金の値上げは今の季節、厳しいです。
寒い時期が続きます。
コタツ、エアコン、ヒーター・・・暖房機器は様々なものがありますが、私がお勧めするのは電気毛布です。
特徴はなんといっても電気代の安さ。
電気毛布を一日7時間使ったとして1か月の電気代が110円程度です。
他の暖房家電と比べてみましょう。
エアコン、約5,000円。
ホットカーペット、約1,800円。
ハロゲンヒーター、約4,800円。
カーボンヒーター、約6,000円。
こたつ、2,100円。
石油ファンヒーター、約7,000円。
電気毛布の電気代が如何に安いかお分かりいただけるかと思います。
使い勝手は工夫していただくとして、低温火傷や脱水症状にだけは注意してくださいね。
LED照明器具に換える
これだけ電気代が上がってくると、照明器具をLEDに変更することが有効になってきます。
照明器具によっては、電球だけLED電球に交換できるものもあるので利用したいですね。
天井の照明器具でも引っ掛けシーリングになっていたら、簡単に交換できます。
長く点ける部屋から順番に交換していきましょう。
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