IDとパスワード
ネット上のサービスにはIDとパスワードを入力するものがほとんどです。
これを盗まれると、なりすましなどの被害に遭うので怖いですね。
銀行などをネットバンキング化していると、預金が盗まれることもあります。
犯罪者は心の隙を突いてIDやパスワードを盗もうとするんですね。
重要なIDとパスワードですが、案外ずさんな管理をしていることもあります。
某大企業サーバのパスワードが初期値のままだったり、未だに123456なんてパスワードがトップなんて事実もありますからね。
世界的に見ると男性はliverpoolやcolocoloなどスポーツに関連した人気で、女性はiloveyuやsunshineなど愛を感じさせる言葉が人気だそうです。
人気だという事はそれだけ想像されやすく、ハッキングを受けやすいという事ですね。
あまりいいデータではありませんが、心に留めておく必要があります。
推測されにくいIDやパスワード
IDやパスワードは推測されにくいものにした方が良いです。
名前、地名、誕生日等安易に推測できるものは相応しくありません。
ではそのようなものが良いのでしょうか。
具体的には以下のようなものが良いです。
・文字数が多い(最低8文字以上)
・大文字、小文字、数字等を混ぜる
・辞書に載っていないような文字列
・他のサービスと違う文字列
これだけで随分IDやパスワードの強度は上がります。
また、パスワードについては定期的な変更も有効です。
但し頻繁に変更すると忘れる危険性もあるので注意が必要です。
あと、絶対やってはいけないのがIDやパスワードの使いまわし。
ひとつのサービスでそれらが流出すると、芋づる式に侵入されます。
アカウント連携も同様ですね。
YahooやTwitterのアカウントを利用して入るサービスがありますが、個別にIDとパスワードを持った方が、いざという時の被害が少なくて済みます。
IDとパスワードが沢山あって大変
ネットを長くやっているとIDやパスワードが沢山出来てきます。
それらを管理するには何らかの対策が必要です。
紙に書いて横においておくなんて、とんでもないです。
セキュリティー上も良くないですし、紙1枚に書ききれるものではありません。
参考までに自身のIDとパスワードを数えると以下のとおりです。
インターネット関連サービス 16
SNS 12
写真、画像関係 19
ソフトウェアサービス 18
ブログ、アフィリエイト関係 12
買い物関係 36
旅行関係 4
金融関係 18
株主関係 14
決済関係 9
チケットサービス 8
プロバイダ 3
その他 17
とてもじゃないですが無策で管理できる量じゃないですね。
IDやパスワードの管理方法
IDやパスワードの管理方法にはいくつかの方法があります。
代表的なものを3つ紹介しましょう。
【1】頭で覚える
記憶力が良い人、使用しているサービスが少ない人は頭で覚えても良いです。
ただ、使用するサービスが多くなると対応できなくなるので、あまりお勧めできる方法ではありません。
【2】パスワード管理アプリ
パスワード管理アプリを使うのも一つの方法です。
インターネットブラウザ自体に管理機能があるものもありますし、専用のアプリケーションをダウンロードして使う物もあります。
アプリケーションによって機能も違いますし無料、有料などの違いもあります。
信頼性と自身に合ったものを選びましょう。
【3】メモ帳
小さなメモ帳に手書きするのも一つの手です。
パソコンと分離して管理できるので、パソコン自体を盗難された際もリスク分散が出来ます。
ただ、ノート自体を紛失しないように注意が必要ですね。
大きさはA7ぐらいが良く、100均のものでも十分です。
自分なりのパスワード管理
方法はいくつかありますがID、パスワードは厳重に管理したいです。
サービスによっては、IDがメールアドレスという場合もあるので、重要になってくるのはパスワードの方ですね。
個人的にはメモ帳で管理しています。
ノートというよりはバインダー形式で、サービスを追加したら名前順に並べ、利用しなくなったサービスはバインダーから外して破棄します。
普通のノートと比べると並べ替えがきくので便利です。
パスワード管理アプリを使っていないのは、昔からメモ帳を使っているから、その流れで使っているというだけです。
パスワード管理で重要なのは推測されない事、盗まれないことです。
自分なりのパスワード管理方法を見つけてください。
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