失敗防止のクセ付け・1枚目の撮影データをよく確認することの重要性

撮影術

久しぶりの写真撮影でよくある失敗

自分では注意していても、カメラなど機械は正直なので設定どおりに動きます。

カメラに限らず、機械モノに関してこういった事を実感するのはよくあります。

 

ということで、昨日の撮影1枚目。

見事に露出アンダーです。

想像するに、前回露出アンダーで撮影する機会があって、そのままの設定になっていたのでしょう。

こんなこともあります。

 

イベントも多いですしいい季節なので、カメラを持って撮影に出かける人も多いと思います。 

一度撮影に出かけると、100枚、1000枚と沢山の写真を撮るかもしれません。

ただ、自宅に帰って撮ったものを確認すると、

 何かおかしい

 思っていたのと違う

ということもあるかもしれません。

 

よくあるのが、

 ピントがあまい

 写真が明るすぎる

 写真が暗すぎる

 写真が撮れていない

ということではないでしょうか。

 

「写真が撮れていなかった」って未だに聞きます。

記録メディアの入れ忘れですね。

製品や設定によってはメディアなしでもシャッターが切れたりします。

 



気が付かず1日撮影すると悲惨

「写真が撮れていなかった」というのは極端な例ですが、他の例でもそのまま撮影し続けると失敗作が量産されます。

自宅に帰るまで気が付かないとかなり悲惨です。

 

特にピントがあまいというは、デジタルカメラの背面液晶を見るだけでは判別できなかったりします。

写真が明るすぎたり、暗すぎたりする事に関しても、強い光の下では判別がつきにくかったりします。

  

重要なのは目視と撮影データ、両方の確認となってきます。

 

1枚目の写真をよく確認する

デジタルカメラには背面液晶が付いており、標準設定で撮影した写真を確認できるようになっています。

旅行等に出かけて1枚目を撮影したら、目視と撮影データの両方で確認してください。

 

まずはピント

ピントは静止した被写体が得意なAF-S(シングル)、動体が得意なAF-C(コンティニュアス)、手動のMF(マニュアル)の3種類があります。

今撮影している被写体に合っているか目視で確認しましょう。

これは必須です。

1枚目を撮影したら液晶画面で拡大して確認すると良いでしょう。

文字など輪郭がはっきり出ているか見ると良いです。

 

そして露出

露出はモード選択より補正(EV補正)で失敗することが多いです。

例のように、前回の撮影でマイナス補正していて、そのままになっていると露出不足の暗い写真が量産されます。

ですからEVの値には注意しましょう。

絞り優先、シャッター速度優先、マニュアル露出の選択は案外気にしているので問題ないかと思います。

 

更にISO感度の設定も確認して下さい。

これも前回の撮影データを引き継ぐと失敗しがちです。

よくあるのが、前回夕方まで撮影していて高感度の設定になっていたというパターンです。

よく確認せずそのまま撮影すると、日中も高感度で撮影しますので、露出オーバーになったり、デジタルノイズが多くなったりします。

機材が故障していることもあり得る

今回の説明はあくまで設定の間違いによるものでした。

ただ、まれに機材が故障していることもあります。

 

「最初の1枚目がおかしい」

「設定を変更しても修正されない」

こんな場合は機材の故障を疑ってください。

そのまま撮影するのは悪手です。

 

撮影機材はあくまで道具。

まずは、正しい使い方をする。

そのうえで修正をする。

こういった事をするためにも、最初の1枚を確認することは重要なのです。

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