【kaercher】ケルヒャー
皆さんご存じケルヒャー。
世界最大手の清掃機器メーカーで、業務用及び家庭用に3,000余機種の清掃機器を製造販売しています。
特に高圧洗浄機は有名ですね。
他にも掃除機やスプリンクラー、業務用製品なんかも製造しています。
今回はそんなケルヒャーの高圧洗浄機で車を洗ってみました。
4カ月洗車しなかった泥だらけの車。
はたして綺麗に洗浄できるのでしょうか?
ケルヒャー2.30プラス
今回使用するのはケルヒャー2.30プラス。
・コード式
・吐出圧力:2~7Mpa(数値が大きいほど水の勢いが強い)
・吐出水量/h: 280ℓ(数値が大きいほど多くの水を一度に出せる)

10年以上前の製品ですが十分使えます。
最新のものは水圧10Mpaのものが多く、それとと比べると若干水圧が弱いです。
そのあたりも踏まえての検証結果となっています。
車が汚い
車を4カ月洗わなかったためかなり汚いです。
ボディーカラーがホワイトなので汚れが良く目立ちます。
パールが入っているはずなのですが、キラキラ感が全く無いですね。

泥汚れや雨だれ・・・このままスポンジで擦ると塗装にキズが付きそうです。
ホワイトのボディーが、若干グレーががってみえるほどの汚れ。
果たして綺麗に落ちるのでしょうか。
さっそく洗ってみる
まあ、とにもかくにもやってみようという感じです。
立水栓からのホースをケルヒャーに接続し、電源を入れたらモーターの音がしますので、あとはグリップを握ると勢いよく水が噴き出します。
あまり車に近づくと、跳ね返った水で冷たい思いをするので、少し離れてください。

自宅の立水栓は庭木用のシャワーヘッドだったため、そのままではケルヒャーの水栓コネクターに接続できませんでした。
ですから、この機会にジョイント付きのシャワーヘッドに変更しました。
これは、ホームセンターでも売っています。
分からない場合は、ケルヒャーのコネクターを持ってホームセンターに行き、店員に聞くと良いでしょう。
親切な店員だったら調べてくれるかもしれません。
結果発表
さすが4か月分の汚れという事で、サーッと洗ったぐらいでは落ちませんでした。
ゆっくりと流水を当て、汚れを浮かしながら落とすイメージです。
【泥汚れ】
まずは泥汚れについて検証。
一般的に泥汚れは水性の汚れといわれていますので水洗いで落ちやすいです。
違いが分かるように、半分だけ洗浄してみました。

見事に泥汚れが落ちています。
うーん、流石!!
ただ落ちたのは泥汚れまでで、ゴム片のような硬い汚れはスポンジなどで擦らないとダメみたいですね。
【雨だれ】
次は雨だれについて検証。
よく雨だれといって思い浮かべるのが黒い筋状のもの。
ワックスなど油性のものが溶け出していることが多く、水だけの洗浄ではなかなか落ちません。
ですから泥汚れの部分より、少し多めに洗浄しています。

こちらはほとんど落ちていません。
周りはやたらと綺麗なのに、雨だれ跡だけハッキリと残ってしまいました。
このあたりは手洗いが必要という事でしょうか・・・。
流石、4カ月分の汚れ。
一筋縄ではいきませんでした。
想像ですが現在主流の水圧10Mpaの高圧洗浄機でもそれほど結果は変わらないと思います。
ケルヒャーの良い点・悪い点
さすがのケルヒャーでも4カ月分の車の汚れは完全には落ちません。
ただ、表面についた泥汚れは比較的落ちやすかったので、まずはケルヒャーで洗浄して表面の埃や砂を取り除き、しつこい汚れの部分だけカーシャンプーを使うといった方法が有効でした。
という事でケルヒャーの良い点、悪い点をまとめています。
【良い点】
・洗浄時間が短い。
・水の使用量が少ない。
・水性の汚れは落ちやすい。
・泥汚れは比較的落ちやすい。
【悪い点】
・機器の移動が面倒。
・油性の汚れはほぼ落ちない。
今回は車の洗浄ですが、窓や土間、ウッドデッキの洗浄にも使えます。
時短家電としては結構優れていると思いますので1台あると便利ですね。
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