山をなめるな!!
自身も山の方に住んでいますが、友人はもっと山奥に住んでいます。
周りは山林で小川があり、民家が点在するようなところです。
ある日の午前中、近所の山道を普段通りの軽装で歩いていたら、トレッキングに来た老人に「山をなめるな!」と怒られたそうです。
まあ、彼の経験は特殊なのかもしれませんが、山は平地では考えられないことが起こります。
「安曇野急行・秋のトラック祭り」の撮影会場はhakuna47です。
山間部にあるスキー場の駐車場ですので山そのものですね。
ということで、山ならではの注意すべきことを挙げてみます。
山は天候が変わりやすい
山は天候が変わりやすいです。
さっきまで晴れていたのに、曇ってきた・・・と思ったら急に雨が降り出したりします。
もちろん天気予報はあてになりません。
予報では晴れでも雨具の準備は必須ですね。
雨の時、長靴があると良いのですが、個人的には歩きやすいのでレインシューズを使っています。
長靴は大まかな寸法しかないので、足にピタリと合わないんですね。
ですから歩き回るときは、長靴より機動力のあるレインシューズが良いです。
一度お試し下さい。
山は気温が低い
山は平地より気温が低いです。
一般的に標高が100m高くなると気温は0.6℃下がると言われています。
これは気圧の影響で下がるもので、標高900m近いhakuba47は、近隣の松本市(標高600m)より1.8℃、ゼロメートル地帯がある弥富市から比べると5.4℃低い計算になります。
更に気温が下がる条件として平地が少ないというものがあります。
太陽熱は平地で吸収します。
ですから平地が少なく山林が多い山は、気温がなかなか上がりません。
これら両方の条件が重なって山は気温が低くなるのです。
山は飲食店や商業施設が少ない
飲食店や商業施設はどうしても人の集まるところに出来ます。
人の居ないところに作っても商売になりませんからね。

ですから山でイベントがある場合は夕食のことを考え、飲食店の営業時間に注意します。
もちろん撮影会場近くに飲食店があれば問題ないのですが、ナイトシーンの撮影まですると大抵の飲食店は閉まってしまいます。
すると、市街地まで降りて夕食をとるのですが、移動時間を加味すると閉店時間に間に合わなかったりします。
結局コンビニのお世話になることも少なくはないんですね。
山は災害が起こりやすい
雨の日もそうですが、雨が上がった後でも山では災害が起こります。
その最たるものががけ崩れですね。
雨で水分を含んだ山肌は、少しの振動で崩れたりします。
がけ崩れに直接巻き込まれなくても、一度崩れると通行止めになって大きく迂回することになります。
広範囲に崩れると影響は数カ月から数年となることが多いですね。
安曇野急行・秋のトラック祭りで注意すべきこと
安曇野急行・秋のトラック祭りで最も注意すべきは気温だと思っています。
当日は雨でもあり、更に寒気が南下するため気温が下がります。

今日の時点での予報ですが、9日の白馬村は最低気温8℃、最高気温19℃です。
平野部と比べると5~10℃低いです。
現地で車中泊する人は寒さに注意しましょう。
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