岐阜基地航空祭の行き方、楽しみ方

その他

航空祭

航空祭とは、主に航空自衛隊で行われる一種のお祭りです。

当日は自衛隊基地の一部が開放され、様々な展示物や催し物などが行われます。

普段見ることが出来ない自衛隊の装備や、自衛隊航空機などの飛行も楽しむことが出来ます。

 

一度行くと病みつきになる事間違いなし。

この秋は航空祭に出かけてみてはいかがでしょうか。

 



岐阜基地航空祭

航空自衛隊岐阜基地は、岐阜県各務原市にある自衛隊の基地です。

岐阜県の南部、愛知県境に位置し、名古屋市からも近いため比較的アクセスが良い立地です。

 

そんな岐阜基地で航空祭が行われるのは2022年11月13日

3年ぶりの開催という事で、楽しみにしている人も居るかと思います。

 

今回はそんな岐阜基地航空祭に初めて行ってみようという人の為に、楽しみ方注意事項を書いてみます。

少々、特殊な環境ですのでよくお読みください。

何も考えず、お気楽に出かけると痛い目を見ます。

 

事前登録制です

2022年の岐阜基地航空祭新型コロナウイルス感染拡大防止のため事前登録制です。

登録には事前の申し込みが必要です。

 

また、申し込み多数の場合は抽選となります。

例年ですと、少なくて60,000人、多くて150,000人の来場者があります。

2022年の入場者数上限は35,000人と発表されてますので、確実に抽選になるかと思います。

 

当選した人は身分証明書をお持ちください。

入場時、身分確認があります。

<航空自衛隊岐阜基地Twitterより引用>

 

岐阜基地への行き方

岐阜基地には駐車場がありません。

来場は公共交通機関を利用してください。

 

公共交通機関の場合は名鉄各務原線、三柿野駅または六軒駅で降車となります。

名古屋方面からは三柿野駅、岐阜駅方面からは六軒駅が最寄りとなります。

 

 

どちらの駅も降りて人についていけば、基地の入場ゲートまでたどり着けます。

迷う事は無いかと思いますのでご安心ください。

それほど人が多いという事です。

 

開門は8:00からです。

開門前は大行列になっていますので覚悟してください。

<航空自衛隊岐阜基地Twitterより引用>

  

なお、車で行く場合は近隣の有料駐車場へとめる事になります。

ぐらいにはたいてい埋まってしまいますので、それ以前に到着するようにして下さい。

駐車場の穴場はありませんが、個人が日貸ししている駐車場で交渉することは可能です。

帰りは大渋滞しますので覚悟して下さい。

 

岐阜基地航空祭の内容

岐阜基地航空祭では、例年様々な催しが行われます。

その一部を紹介しましょう。

 

航空機展示

航空機展示では、自衛隊の航空機等を地上に展示します。

F-15、F-2、F-4、T-4、C-1など様々な自衛隊装備が展示されます。

<航空機展示の様子>
<航空機展示の様子>
<航空機以外の自衛隊装備も展示されます>
<内部の展示もあります>

 

展示物は多岐にわたります。

航空機だけでなく車両や装備まで様々な物が展示されますので、飽きることは無いでしょう。

 

気になる事があったら、自衛隊の人が沢山立っているので質問してみましょう。

色々教えてくれます。

 

展示の時間は9:00~15:00

 

展示品の配置予定はこんな感じです。

<航空自衛隊岐阜基地Twitterより引用>

 

 

飛行展示

「せっかく航空自衛隊に来たのだから空を飛ぶ飛行機が見たい!」という人。

大丈夫です。

 

展示飛行では大空を飛ぶ航空機が見られます。

<飛行展示の様子>
<飛行展示の様子>

 

2022年はブルーインパルスの展示飛行こそありませんが、高速で空を飛ぶ戦闘機は迫力満点。

体の芯から震える爆音も楽しめます。

 

岐阜基地ならではの異機種大編隊も見どころのひとつ。

<異機種大編隊の様子>

 

朝9時に機動飛行・編隊飛行が始まり、異機種大編隊救難展示などが行われます。

朝8時には現地に到着して、プログラム開始を待ちたいですね。

 

航空祭、最大の見どころといえます。

当日のプログラムはこんな予定です。

天候によっても変わりますのでご了承ください。

 

 

売店もあります

当日は基地内に売店も設置されます。

<売店が並ぶ様子>

 

売っているものは様々。

一般的な露天から、弁当、自衛隊グッズ、放出品、ナゾのお菓子まで何でもありです。

見ているだけで楽しいのですが、飛行プログラムを忘れてしまいがちなので注意が必要です。

<自衛隊グッズ>
<カレンダー>
<放出品>
<職場の土産にいかが?>

  

 

航空祭での注意事項

航空祭は”祭り”とはいえ自衛隊の基地で行われます。

危険物を多く扱う場所であり、機密事項もたくさんありますので注意事項は必ず守ってください。

 

立入禁止区域に入らない

航空祭当日は基地の一部が市民に開放されます。

逆に開放されていない部分は立入禁止となっていますので、絶対に入らないようにして下さい。

 

フリではないです。

むやみに立入ってそのまま自衛隊に入隊させられても、当方は一切責任を持ちません。 

 

タバコは決められた場所で

危険物が沢山あるという事ですので火気厳禁です。

タバコは決められた場所でのみとなります。

 

どこに危険物があるか分かりませんので、ちょっとそのへんで・・・というのはアウトです。

 

トイレは早めに

少ないとはいえ当日は35,000+αの人が集まります。

当然トイレは大渋滞

 

「どこから持ってきた?」と聞きたくなるほど仮設トイレが設置されますが、その前に数百人が並びます。

トイレは空いている朝のうちに済ませておく方が良いです。

 

人が多い

入場制限があるとはいえ、人は多いです。

場所によっては人が密集し過ぎて、動けなくなることもあります。

電車の切符を買うのに1時間かかる事もあるでしょう。

 

未だかつて、満員電車以外で人が多くて窒息する!」と思ったのは航空祭ぐらいです。

小さなお子様やベビーカーを押しての参加は止めた方が良いと思います。

 

歩く覚悟を

行きや帰りなど、名鉄電車のホームに人があふれて、電車が不通になる可能性があります。

場合によっては1駅、2駅歩くことになるかもしれません。

 

当然のことですが歩きやすい格好で行くようにして下さい。

 

正門からは入れません

正門(西側)からは入れません。

北門(三柿野駅利用)、新北門(六軒駅利用)から入場してください。

また、入場の際は「当選はがき」「本人確認書類」が必要です。

 

持ち物検査があります

入場ゲートでは持ち物検査があります。

持ち込んではいけないものを持っていかないように注意してください。

 

【持込できないもの】

食品(離乳食を除く。)

引火性液体(ガソリン、灯油等)可燃性物質(マッチ、炭等)

火薬類(花火、爆竹等)

毒物及、劇物、麻薬類

拳銃、猟銃、空気銃等(モデルガン含む。)

あいくち、包丁、ナイフ類(果物ナイフ含む。)、その他凶器となるもの(アイスピック、カッター、鉄棒、木刀、スタンガン等)

クーラーボックス、三脚(有料観覧席を除く。)、脚立、踏台

椅子、テーブル、レジャーシート、テント、タープ、パラソル

車輪がついた乗り物(折りたたみ式を含む自転車、スケートボード、ローラースケート、キックボード、キャリーカート等)ただし、ベビーカー、車椅子を除く

3辺の和が計100㎝以上の大型手荷物(バッグ類)

ペット(盲導犬及び介助犬を除く)

航空機の運航に支障をきたす恐れのあるもの(ヘリウムガス入り風船、無線機(電波法に抵触しない受信専用の無線機類を除く)(10/7修正)、無線操縦玩具、ドローン)

その他歩行者の通行及び他の来場者の迷惑になるもの

<航空自衛隊岐阜基地Twitterより引用>

 

食物は誤って持ち込んでしまいそうですので、注意したいです。

基地内で食べ物の販売はありませんので、昼食抜きを覚悟してください。

また、脚立や踏み台となるものも持込できませんので、写真撮影する人は注意してください。 

 

新型コロナウイルス感染防止対策

新型コロナウイルス感染防止対策を実施しています。

症状がある方、37.5度以上の発熱、咳、頭痛、倦怠感などの症状がある人は入れません。

抽選で当たったからとワンチャン突入するのは止めましょう。

 

基地内では3密回避、マスク着用が必須です。

 

その他禁止事項

以下の行為は禁止されています。

・一切の政治活動及び無許可での営業活動

・集会、ビラ配り、プラカードの所持、たすき等の装着、ポスター及び横断幕の掲示等

・軍服、迷彩服を上下着用しての来場

・岐阜基地及びその周辺並びにそれらの上空における小型無人機(ドローン等)の飛行

・歩きながらの携帯電話及びスマホ、タブレット等の操作

・航空機に対するレーザー光線の照射

・その他主催者が行事進行及び施設運営管理の妨げ並びに他の来場者への迷惑を及ぼすと判断する一切の行為

 

例年基地の外で撮影するために迷惑駐車を行う人間がいるようです。

特に、今年は入場制限がありますので、迷惑駐車が増える可能性が高いです。

車両撤去の話も聞こえてきていますので絶対にしたいようにして下さい。

 

<航空自衛隊岐阜基地Twitterより引用>

 

初めて行く人へ

航空祭はこれでもかというほど非日常を感じられる場所です。

 

空港等で飛行機を見る機会はあるかもしれません。

しかし、旅客機と戦闘機は別物です。

速度や音の違いは歴然。

 

人が多くて大変だけどまた行きたくなること間違いなしです。

自衛隊の航空祭で非日常を感じてください。

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