コロナ禍のイベントが大盛況になる理由
先日開催された虎鬼船団チャリティ撮影会は大盛況でした。
例年、会場の7割ほど入れば多いと考えていましたが、今回は詰に詰め込んで450台(主催者情報)入りましたので大盛況といえます。
ビンゴ時ステージ前の人の多さが際立っていましたね。
一般駐車場も遠方のナンバーが多く見られました。
コロナ禍においてイベントが大盛況に終わるのは以下のような要因があると考えます。
次の波に備えている
イベントがほとんど無かった
リメイクした
今回はそのあたりを掘り下げてみます。
次の波に備えている
この感染症は新規感染者の増減を繰り返しています。
新規感染者が増えれば緊急事態宣言などの呼びかけで人流を少なくし、減少していくと人が動き出します。
2021年は8月中旬を頂点に、この秋はかなり新規感染者数が減少しました。
しかし、これまでの流れを考えると次の波は必ず来ると考えます。
それは、この冬かもしれませんし、来年の春かもしれません。
とにかく自然災害のようなものなので分からないのです。
そう考えると、少し無理をしてでも動けるうちに動こうというのが心情。
これによって必然的に人が集中するという結果を生みます。
皆、次の波に備えているのですね。
イベントがほとんど無かった
2020年2月に国内で感染者が出てからイベントは次々と中止に追い込まれました。
最初はワクチンもありませんでしたし、治療薬の目途もたっていませんでした。
喜劇俳優の志村けんさんが亡くなった事で、COVID19が怖い病気であることが多くの人に認知されたと思っています。
目に見えない感染症が流行し、ワクチンすらない状況でイベントなんてできるわけがありません。
結果、2019年冬から2021年秋まで恒例のイベントはほとんど行われませんでした。
趣味は人生の潤滑油だと考えます。
デコトラが趣味の人にとっては、トラックを見たり同じ趣味の人と話をしたりすることは、人生を豊かにしてくれます。
「この1年半、何もしないままあっという間に終わった」という声が何人からか聞こえてきました。
皆、趣味の世界に触れることがなくなって鬱憤が溜まっていたのでしょう。
リメイクした
この1年半、何もできなかったという人がいた半面、コツコツとリメイクしていた人も多くいました。
時間は沢山ありましたからね。
また、新車に乗り換えて飾り始めた人もいました。
そうなると、折角だからということで見せに来たくなるのが人の心情です。
ちょっと遠くても、今のうちにという事で足を運んだ人もいるのではないでしょうか。
見たことがないトラックがチラホラとあったので、ギャラリー側としては楽しかったですね。
当分は少ないイベントに人が集中する
個人的な意見ですが、当分はイベントが集中する状況が続くと思っています。
それはCOVID19がインフルエンザのような扱いになるまで続くでしょう。
来年かもしれませんし10年後かもしれません。
それまではイベントが直前に中止になるという状況は避けられないでしょう。
結果、運よく実施できたイベントに人が集中する状況は続くと思います。
先日一番耳にした言葉「今のうちに」が当面の間は流行りそうですね。
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