クリスマス詐欺
クリスマスの前はプレゼントの購入などで商品がよく売れます。
特に人気商品ともなると手に入らなくてプレミアがつくこともあるでしょう。
入手困難商品を運良く買えた人はラッキーですね。
しかし、この時期に流行るのがクリスマス詐欺。
その多くはインターネット上で行われます。
具体的には注文した品物が届かなかったり、クレジットカード情報を盗まれたりという事が多いようです。
クリスマス詐欺に遭わないために注意すべき点をまとめましたので、騙されないように注意しましょう。
入手困難商品が手に入る
クリスマス時期になると人気のある商品が入手困難になります。
1年ほど前にはNintendoのSwitchが入手困難で高騰していました。
そんな中、人気商品が手に入るかのような販売ページを作成し、代金やカード情報を盗み取ろうとするホームページが出てきます。
特徴としては、
・入手困難商品が市場価格より安い。
・在庫が豊富にある。
・期間限定などの謳い文句がある
・ホームページの作りが雑。
入手困難商品が手に入るという、不思議なネットショップを発見しても飛びつかない方が良いです。
手に入らないものは入らないで諦めることも大事なのです。
納期の遅延
これは人気商品をホームページ上で販売しておきながら、納期を守らなかったり、未定とするものです。
こういうネットショップでクリスマスに間に合うと思って注文しても、1か月後ぐらいに届くという状況になります。
注文する際は必ず在庫があるかということと、配達納期を確認しましょう。
「クリスマスプレゼントに!」という謳い文句で集客するパターンも多く、実際は商品の在庫状況に「納期未定」と書いてあることがあり、騙されやすいです。
クリスマスの時期は多いので注意したいですね。
情報が曖昧
クリスマス時期といわず、情報が曖昧な店のネットショップで品物を買ってはいけません。
具体的には
・店の概要が無い
・特定商取引法に基づく表記が無い
・住所を検索しても無かったり違う建物が経っている
・電話が携帯の番号
・決済方法が銀行振り込みのみ
・口座名義が店の名前と全く関係ない
・個人情報を入力するページにSSL通信提供(鍵のマーク)が無い
ちょっとでも怪しいと思ったらその店では買わない方が良いです。
ダイレクトメールで誘導してくる
入手困難商品が手に入るとダイレクトメールを送ってきて、ネットショップサイトへ誘導される場合があります。
バナー広告だけでなくSNSやEメールでの宣伝も多いです。
これは詐欺を疑った方が良いですね。
入手困難商品は黙っていても売れます。
わざわざダイレクトメールを送って宣伝するまでもありません。
入手困難なら市場の30%増しでも買う人はいるでしょう。
ネットショップがダイレクトメールを送るという手間をかける理由が見当たりません。
あるとすれば詐欺。
そう思っても良いでしょう。
大手ECサイトでも注意が必要
Amazonや楽天など大手のECサイトでも注意が必要です。
特にAmazonは個人や、中国の業者が入っているのでグレーな商品も多いです。
中国業者の見分け方は、説明文にある不思議な日本語と、異様に長い納期。
この2つで大抵見分けられますので、説明文をよく読むことをお勧めします。

品物を選ぶ時は個人ではなく、Amazon本体から買う方が良いでしょう。
楽天は取引が多い店を選ぶようにしましょう。
探していた商品が見つかると「すぐに買わないと売り切れてしまう」と焦る気持ちは分かります。
しかし、詐欺はそういった時にこそ起こります。
一呼吸おいて、おかしなところが無いかよく確認しましょう。
皆が欲しいと思っている人気商品を自分だけが見つけられるなんてことは無いのです。
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