2tトラックの撮影テクニック「アングルひとつでここまで変わる」

撮影術

アングルとは?

アングルとは被写体に対するカメラの角度の事です。

主に上下の角度ですね。

 

大きく分けると目線あたりで撮影する「アイレベル」、腰ぐらいの高さで撮影する「ウエストレベル」、上部から見下ろす「ハイアングル」、下から見上げる「ローアングル」などがあります。

 

アングルは撮影者の身長によっても変わってきます。

一般的に大人と子供では目の高さから違いますからね。

 

ですから、撮影者によってもアングルの選択は変わってくるのです。

 



トラック撮影におけるアングル

一般的にトラックは人より高い被写体です。

トラックと人が同じ平面上にあった場合、たいてい見上げる形になります。

 

トラックを飾る際も、目線を意識した施工となります。

「ローアングルでどう見えるか?」とか「ハイアングルの見え方」より、「アイレベルでの見栄え」を重視します。

大人の目で見ているので、こうなるのは当然の事なのです。

 

ということで、写真を撮影する場合もアイレベルで撮影した方が見栄えします。

これはトラック誌を見てもよく分かります。

基本はアイレベルで撮影し、部分的にハイアングルやローアングルを使用しています。

トラックを撮影する場合の基本はアイレベルと覚えましょう。

 

目線はキャビンの6割まで

さて、ここからは見え方の問題です。

人によっても感覚が違いますので、「100%こうだ!」というつもりはありません。

 

まず、撮影時のアングルバランスで重要視するのはキャビン上下の比率です。

カメラの中心がどの高さにあるかというものですね。

 

個人的には上下比4:6(下が6割までと考えます。

例えば4t(中型)トラックの場合、キャビンの全高は2,500mm前後なので、カメラの中心高さは1,500mm前後までとなります。

これが2t(小型)トラックになると、キャビンの全高は2,000mm前後なので、カメラの中心高さは1,200mm前後までとなります。

<三菱ふそうHPより引用>

 

この300mmの違いで見栄えが大きく変わります。

 

実際に比較してみる

トラックを撮影した際、カメラの中心高さによってどう変わってくるのか、実際に比較してみましょう。

 

写真1(アイレベル)

<アングルの中心1600mm>

 

写真2(若干ウエストレベル)

<アングルの中心1200mm>

 

写真1はアイレベル付近です。

2t(小型)トラックはキャビンの全高がそれほど高くないので、上から見下ろしたような感じに見えます。

見下ろしたような写真には以下のような欠点があります。

 全体的に高さが減って見える。

 重量感が減る。

単体で見ているだけならそれほど気にならないと思いますが、400mm低いアングルから撮影した写真2と比較すると違いが分かると思います。

 

参考までに4t(中型)トラックを見てみましょう。

こんな感じ。

カメラの中心高さは同じですが、見上げた感じになってトラックの高さ重量感も申し分ないです。

決して、しゃがんで撮っているわけではありません。

 

2tトラックと4tトラックではここまで写りが変わってくるのです。

2tトラック以下は低いアングルで撮る

経験上、2tトラックまではアイレベルより低いアングルで撮影した方が見栄えが良いです。

荷台の大きさは関係ありません。

特に前から撮影した場合、キャビンが先に目に入りますので、アングルもそれに合わせた方が良いです。

 

ダマされたと思って一度撮り比べてください。

その場で立って撮る。

その場でしゃがんで撮る。

たったこれだけです。

数十センチの違いが仕上がりに大きく影響するのが分かるかと思います。

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