自転車も免許制にする方が良いと思う事【事故率が増加中】

その他

自転車は誰でも乗れる自由な乗り物

現在、自転車に乗るのに免許は必要ありません。

老若男女、ある程度の運動機能があれば誰でも乗ることが出来ます。

ちょっと品荷物も積めますし、スピードもある程度でますので自転車を持つと行動範囲は一気に広がるでしょう。

 

それでいて安いことも魅力のひとつです。

安いところで買えば1万円程度で買えますので簡単に購入できます。

 

また、ちょっとした運動に買う人も少なくありません。

ウィーキングも良いけどサイクリングでダイエットをと考える人も多いでしょう。

景色が速く流れるので飽きないというのも魅力かもしれません。

 

自転車事故の比率が増えている

そんな良いことづくめの自転車ですが、交通事故全体に対する自転車事故の比率が増えています。

表は2000年~2020年まで5年毎の交通事故発生件数自転車交通事故発生件数、それらの比率をグラフにしたものです。

交通事故発生件数は大幅に減っているのに、自転車交通事故発生件数は減り方が緩やかです。

比率を見るとその傾向は明らかでしょう。

 

更に自転車交通事故発生件数は実際の数字より少ないです。

これはあくまで警察が把握している件数であって、その陰には警察が把握していない自転車事故が多数あると考えます

 

自転車交通事故死亡者の比率が増加している

自転車の交通事故で死亡する人の比率も増えています。

表は2000年~2020年まで5年毎の交通事故死亡者数自転車交通事故死亡者数、それらの比率をグラフにしたものです。

自動車の安全性能が向上したこともあり交通事故死亡者数は大幅に減少傾向にありますが、自転車交通事故死亡者数はそれほど減っていません。

同じく比率のグラフを見ると2000年で10.7%だったものが2020年で14.8%です。

明らかに右肩上がりですね。

 

 

自転車交通事故死亡者数の比率が増える原因

交通事故交通事故死亡者が大幅に減少しつつあるのに、自転車交通事故自転車交通事故死亡者がそれほど減っていかないのはなぜでしょうか?

それにはいくつかの理由が考えられます。

 

自動車の高性能化

この20年で自動車の安全性能は大きく進化しました。

軽自動車は大型化し、ABS、横滑り防止システム、自動ブレーキ、車線逸脱防止支援システム、衝突安全ボディなど挙げだしたらキリがありません。

これら安全装置の進化が交通事故や交通事故死亡者を大幅に減少させていると考えています。

 

これに対して自転車は昔ながらの駆動方式に、昔ながらのブレーキ、安全装置といえばヘルメットをかぶる程度です。

そのヘルメットも努力義務であって、かぶっていなくても罰金があるわけではありません。

 

高齢化

グラフにはありませんが自転車交通事故死亡者数の年齢に対する割合は60歳以上が半数を占めています。

高齢者は若い人に比べて転んだだけでも死亡するリスクが高いため、自転車による事故でも死亡する確率が高くなります。

 

一方、自動車は安全装備が付いたり車体の剛性が上がっているため、事故を起こしたり死亡するリスクは低くなっています。

これは、若い人も高齢者もそれほど変わりません。

むしろ高齢者ほど自動車の高性能化の恩恵を受けていると言えるでしょう。

 

このように高齢者にとって自転車は昔と変わらない乗り物ですが、自動車は大幅に安全になりました。

高齢化が進むことにより自転車交通事故死亡者の比率は今後も高くなっていくと予想できます。

 

自動車に関する法律の厳罰化

この20年で自動車に関する法律が厳罰化されています。

・2000年 チャイルドシート義務化

・2002年 飲酒運転罰則強化

・2004年 走行中の携帯電話等の使用の罰則

・2007年 飲酒運転厳罰化

・2008年 後席シートベルト義務化

・2009年 あおり運転罰則強化

・2014年 運転に支障をきたす疾患がある者への運転免許取得、更新の虚偽申請に関する罰則強化

・2017年 高齢者運転対策強化、臨時認知機能検査、臨時高齢者講習の新設

・2019年 走行中の携帯電話等の使用(「ながら運転」)の罰則強化

・2020年 あおり運転厳罰化

かなりたくさんありますね。

特に死亡に直結する項目については厳罰化されているように感じます。

  

自転車に関する法律は無いに等しい

道路交通法は自転車にも適用されます。

法律上は軽車両であることは皆さんご存じですね。

ですから自転車の運転に関する法律も多数存在します。

 

ですが、この法律はほとんど守られていません。

それ以前に、多くの法律があることを知らない人の方が多いのではないでしょうか?

 

信号のある交差点で自転車に乗っているとします。

自動車側(直進方向)の信号は赤で歩行者側(直進方向)の信号が青だった時、どちらの信号に従うか分かりますか?

これ、ちょっとした引っ掻けなんです。

  

自転車も免許制にする方が良いと思う事

このように自転車は交通事故や交通死亡事故のリスクが高いわりに、安全装備も進化しておらず、使用者が法律を知らないという危険な状態であるのが分かります。

 

自転車交通死亡事故の半数以上が頭部へのダメージによるものです。

しかし大人へのヘルメット着用は義務化されていません。

死亡者の半数以上が高齢者なのにおかしな話ですね。

 

また近年は自転車が加害者になり、歩行者に怪我を負わせたり、死亡させたしする事故も増えています。

ながらスマホや、信号無視、ブレーキの無い自転車での事故も問題ですね。

 

車載カメラ UberEATS事故 (その1) ウーバーイーツ危険な配達員

 

このような理由から自転車事故、自転車死亡事故を減らすためには、

【1】法律の厳罰化

【2】法令順守

 

この2つが重要になると考えます。

しかし、【1】法律を厳罰化しても、法律を知らないのであれば全く意味がありません。

【2】法令順守させるためには定期的な講習が必要と考えます。

 

そのためには、やはり何か講習を受けて法律を学んだという証明になるものがあれば良いと考えます。

最も身近なものとして思いつくのは運転免許ですね。

既存の自動車運転免許に追加するか、制度を新設するかはどちらでもいいと思います。

視力検査認知症検査等も同時に行うと良いでしょう。

視認力や判断力は重要ですからね。

 

本当の意味で自動車が安全な乗り物になった時、何も手を打っていなければ自動車事故よりも自転車事故の方が多くなるという時代も来るかもしれません。

手を打つなら早い方が良いと思うのです。

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