安曇野急行 秋の信州トラック祭
安曇野急行 秋の信州トラック祭 が2022年10月9日に開催されます。
開催場所は長野県のhakuba47駐車場。
デコトライベントの際は撮影会場で撮影するより、外で撮影した方が良い写真が撮れたりします。
例によって撮影会場ではなく、その道中で撮影できるスポットを探してみました。
撮影会場ではなくその道中で撮影する利点
デコトラの撮影会が行われる際、必ず撮影会場から離れた位置で撮れるか検討しています。
理由の一つは、他の人と違う写真が撮れるという事です。
そしてもう一つは、背景が選べるということです。
これは差別化するにおいて大事なことです。
カミオンに連載された「アートの新風景」も、ほとんどは撮影会で撮影したものです。
場所をちょっと変えるだけでいつもと違うものが撮影できることは可能なのです。

進入路の予測
デコトラの撮影会において、会場から離れて撮る場合に重要なことは進入路の予測です。
トラックがどのルートで会場入りするか予測することが大事なのです。
これを間違ってしまうと、待てど暮らせどトラックは通らずという状況になります。
今回は行きに限定し安曇野インターチェンジで降りて国道147~148号線を通り会場入りすることを想定して、撮影スポットを探してみました。
基本的に南から北への侵入ですので逆光となる場所が多く、撮影スポットは限られてきます。
その中でも面白い画が撮れそうな場所を厳選してみました。
旭町交差点
安曇野インターチェンジから25kmの地点にある旭町交差点が第一候補です。
いきなりインターチェンジから離れましたが、それまでの道は分岐が多く進入路が読めないためここまで離れてしまいました。
国号147号線を南西から侵入してきたトラックは、この交差点で左折して北西方面に向かいます。
この交差点には3方向の歩道橋がありますので上からの画が撮れます。
若干遮蔽物もありますが、撮影位置次第で気にならないかもしれません。
また、近くにヤマダ電機もあります。
大町市俵町交差点
先ほどの旭町交差点より3kmほど進んだところに大町市俵町交差点があります。
こちらも歩道橋からの撮影が楽しめます。
歩道橋の手すりもそれほど高くないので、案内標識を避ければ撮影は容易です。
直線道路なのでかなり焦点距離の長いレンズも使えそうです。
ただ、付近に駐車できる場所が無いのが欠点ですね。
ヤナバスキー場前駅付近
大町市俵町交差点より10kmほど進んだところにヤナバスキー場前駅があります。
この前面を走る国道148号線は直線で登りのため、かなり撮影はしやすいです。
スキー場の駐車場やチェーン脱着場も付近にあるので、駐車も困らないでしょう。
なお、もう少し進んだところにトンネルがあるのですが、こちらの手前にもチェーン脱着場があるので、空いていればここも候補に入れていいと思います。
佐野坂交差点西
ヤナバスキー場前駅より3kmほど進んだところに佐野坂交差点があります。
この交差点より200mほど進んだ先、左側に待避所があります。
ここも撮影スポットとしてはお勧めです。
車は待避所に止めれば良いですし、何より南側に森があるため余計な光が入りません。
一点残念なところは、佐野坂交差点で右折し県道33号線方面へ行くトラックが多いことです。
こればかりは、指をくわえて見ているしかありません。
<待避所の状況>
親海湿原付近
先ほどの撮影スポットから1kmほど進んだところにも、左側に待避所があります。
ここも撮影スポットとしてはお勧めです。
まわりが森で余計なものが写りませんし、カーブが連続しているため躍動感のある写真が撮影できます。
特に右カーブからの左カーブという撮影には理想的な道路形状ですね。
全てのトラックがこのルートを通るのであれば一番お勧めしたい撮影スポットです。
待避所が駐車場になるのでありがたいです。
<待避所の状況>
撮影に向かない場所
お勧めの撮影スポットをいくつか紹介しましたが、実質的に難しい場所もありました。
難しい場所についてはもう少し調べれば、問題解決のいい方法があるかもしれません。
逆に撮影に向かない場所を一つ紹介します。
それはイベント会場の手前1km~3km、飯森陸橋北交差点からの直線道路です。
道路幅はそれほど広くありませんし、路面もよくありません。
農作業をしている場合もあるでしょう。
風景として撮りたくなるのは分かるのですが、肝心の駐車スペースがありません。
どうしてもここで撮影したい場合は歩くか、人に乗せてきてもらうかという移動手段が必要となります。
多くの人がここで撮影していますが、風景が良いわりに撮れ高がよくありません。
似たような写真になってしまいがちなのです。
どういった写真を撮りたいか
どこで撮るのが良いかは結局のところ、どういった写真を撮りたいかによって変わってきます。
上からの画なら横断歩道や高所を探しますし、斜めなら開けた所、前からならスピードの落ちる登り坂を選びます。
もちろん、車で行くならどこに止めるかが重要ですね。
今回紹介した以外にもあるかもしれませんが、くれぐれも地権者や近隣住民とのトラブルにならないように注意してください。

今年は早めの入場が吉
例年、安曇野急行・秋のトラック祭りは多くの人が訪れます。
今年は例年以上の人出を見込んでいるそうですので、駐車場が早めにいっぱいになるかもしれません。
ということで、外での撮影は早めに切り上げ、イベント会場へ入場することをお薦めします。
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